【最新】銀のスプーン・第92話(Kiss_2017年11月号)ついに最終回!律が次に進む道とは?【ネタバレ注意】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マンガ名:銀のスプーン第92話
著者:小沢真理
掲載誌:Kiss2017年11月号掲載
出版社:講談社

以下、ネタバレ含みます。なお、前回のストーリー・感想はこちらです。

7年間の連載に幕をおろす早川家の家族の物語も遂に完結です。まだまだ続いていくと思っていたところでの最終回だったのでファンとしてはとっても悲しいのですが、扉のアオリにあった『前を向くみんなの背中を見守ってください』の言葉通り、感動の最終回を見届けましょう!

ストーリー(ネタバレ注意)

久しぶりに奏(カナ)登場!

『ただいま!』と元気に自宅に帰宅した奏をお母さんが出迎える。なんと実習に行っていた保育園に就職が決まったという。場所はディズニーランドのある浦安ということで、卒業後は実家を離れ職場近くで一人暮らしをすることを決めた。

その日の夜はお母さんと奏、律の三人で奏の内定祝い。律はお母さんにルカと一緒に暮らす話すはどうなったのか?と聞かれる。ルカ自身、夏木さんとマヤさんとの結婚に反対しておらず、その件については何も言ってこないみたいのだという。

思春期、真っ只中のルカを訪ねる奏

奏が久ぶりにルカの家を訪ねると、家の前にはルカと女の子が2人。ルカはクラスの女子2人から『どっちが好きか』聞かれており、モテモテの様子。それに『どっちも好きじゃない』とそっけない態度で応えたというルカ。ルカの将来に不安を覚える奏。

近々、ルカママ(マヤさん)と夏木さんが結婚すると思うと言うルカ。奏に2人が結婚した後は律と一緒に暮らすのか?と聞かれ『でも兄ちゃんはロスに行くかもしれないし』と答えるルカに驚く奏。

ルカによると、律は現在ハリウッドにある製作プロダクションから誘われているのだという。大学の先輩(ドイツ系アメリカ人のハーフの人)がすでにロスで仕事をしている関係で、律の作品を見た上の人が是非にと声をかけたという経緯が。

初耳だという奏に、ルカは『断るつもりなのかもしれないが、自分だったら絶対行くね』と言い野心家の一面をのぞかせる。

奏もすぐにお母さんに報告。チャンスだからぜひ行くべきだと盛り上がる奏に、お母さんは律には律の考えがあり、律が自分から言うまで余計なことは言うなとたしなめるのだった。

律の背中を押すお母さん

その日の夜、律の帰宅を待ち晩酌に誘う。病気してるのにあまり飲むのよくないという律に、『ここ何年も検診で異常もないし大丈夫。そんなことよりも律は自分の心配をすること』というお母さん。

律はお母さんがこの広い家に一人暮らしになることを心配していた。しかし、お母さんはそれが楽しみで、ひとりでやりたいこともいろいろあると笑顔で応えるのだった。

ロス行きのことは一切触れずに、お母さんはお母さんのなりのやり方で律の背中を押したのだった。そして律はロスに行くことを決める。

夕子にも報告

夕子にハリウッドに行くことを決めたと報告する律。再会を果たした2人だったが、また離れ離れになってしまうことに。しかし、夕子は驚きながらも前向きに祝福する。

見知らぬ土地で新たな一歩を踏み出す律の一番の理解者で応援者は、同じく夢に向かって頑張り続けている夕子なのかもしれない。

感動のラストは律の壮行会!

律の壮行会が早川家の庭で開かれ、沢山の友人が集まってきた(懐かしのあのドルジも!)。

調は現在、北海道の大学でフィールドワーク中であり参加はできなかったものの動画を送ってきてくれた。知床で向かうと途中の、あごひげをはやしだいぶワイルドに(むさくるしく)なった調の姿が。調らしいかなりシンプルな動画。

奏はキッチンでお寿司ケーキ(ちらし寿司)を作っていた。ちらし寿司のメニュー、実は過去に登場済みのメニューで、それはお母さんが退院した時に作ったものだった。

来月のルカママの誕生日、その日入籍する予定の2人にお寿司ケーキを作ろうかな…と珍しく素直なルカの姿も。

そしてなんとクリスマスイブには斎木とその彼女のさくらちゃんが結婚することも決まった。

そんなこんなで壮行会の主役であるにも関わらず、かすんでしまう律。復縁したという夕子はその日〆切で来ることができなかった。ほんとに復縁したのか!?と疑われる。

そして遂に律の出発の日。成田空港にはルカ、ルカママ、夏木さん。奏にお母さんが見送りに。抱き合って別れを惜しむ。

一方、出発の日も〆切に追われる夕子。泣く泣く原稿に励むも、お金ためて来年はロスに引越すから!と意気込んでいた。

ラストは飛行機の中でお母さんからの手紙を読む律の様子。お母さんからの手紙の内容は、どんなに離れていても律が自分自身のために頑張っていたら、それがお母さんにとっての一番の親孝行なのよという言葉でした。

夢を掴みに、いってらっしゃい。

雲一つない青空を飛ぶ飛行機、前向きなラストです!

~最終回~

感想

最終回ということで、登場人物たちの今後が描かれる形で終わりました。まさか律がロスに行ってしまうなんてーーー!でも今まで家族のことを第一に考えてきた律。これからは自分の夢を追い求めてほしい!そしていつか夕子も一緒にロスで暮らせるといいですね。ラストのお母さんからの手紙が泣けました。

多少、駆け足な感じでもっと最近のエピソードやその後をゆっくり読みたかった気持ちもありますが、しょうがないですね(><)壮行会のシーンで銀のスプーンはとっても登場人物が多かったんだなぁと改めて気づかされました。さすが7年間の長期連載!もう一回読み直さねば。

律とルカのお母さんであるマヤさんとお父さんにあたる方との詳しいエピソードなどは語られないままでしたね。でもそれはそれで良かったのかな。今は夏木さんと幸せそうだし。このあたりの設定は小沢先生の過去の作品の『ニコニコ日記』に共通する部分があるのかなと少し思ったり。こちらも名作なので気になるかたは是非~♪

銀のスプーンといえば、毎回欠かさず登場するお料理のレシピ!毎回、ストーリーに料理シーンを登場させて、それに合わせたレシピを考えるのは大変だったろうなぁと毎回感心していました。全92レシピあるわけですからね。立派に料理本が作れます。

最終回のメニューはお寿司ケーキならぬ、ちらし寿司。こちらがお母さんがかつて退院した日に出たメニューですが、その日は律が自分が早川家の本当の(血の繋がった)子供でないことを知ってしまった日でもあるんですよね…。思い起こすといろんなエピソードがあったなと感慨深いです。

小沢先生、素晴らしい作品をありがとうございました!

2017年冬には小沢先生の新連載がKiss本誌でスタートする予定だそうです!また小沢先生の新しい物語が読めると思うと嬉しいですね!

レクタングル大
レクタングル大
おすすめの関連記事など