長閑の庭・第20話(Kiss_2017年6月号)元子と教授が遂に初デート【ネタバレ注意】

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マンガ名:長閑の庭(のどかのにわ)第20話
著者:アキヤマ香
掲載誌:Kiss2017年6月号掲載
出版社:講談社

『長閑の庭』は隔月連載です♪前回のストーリーが気になる方はこちらをどうぞ♪

以下、ネタバレ含みます。

ストーリー(ネタバレ注意)

教授と田中さんのやり取りの続きから

元子への想いを捨てきれないまま樹里ちゃんと付き合いだした田中。樹里ちゃんは元子に、田中と進展があったことを伝え、『私を選んでくれたんだった思った』と話す。

そう言った樹里ちゃんの瞳はどこか儚げに感じたけど きっと冬の光のせい 

樹里ちゃんと田中さんは 今幸せなはず 

一方シーンは変わり前話の続き、田中さんが教授に対して『シュバルツさんを受け入れてあげてください』と言ったところから。

教授が何か言おうとしたところに、教授に着信が。事務局から呼び出しがあり、教授室を出ようとする教授だが、『3分話をしようか』と田中の隣に座る。

『君は随分もてていたと言っていたが その割に朝比奈くんのことになると冷静になれないのだな』という言葉に田中さんは赤くなる。

『受け入れろ…そう言われてすぐ承諾する僕だと思うかね?』と続ける教授に『思いませんね …でもそれが一番丸く収まると思いませんか?』と言う田中さん。

無理矢理取り繕った関係など僕には関係ない。そんな歪な関係はいつか今より自分を…相手も傷つける。君のこの提案は 君の自己満足のために僕や彼女 そして朝比奈くんを利用しているに過ぎない

と教授らしいお言葉。僕の話は以上だ、と席を立とうとする教授。そこへ田中さんが最後に言葉をかける。

叶わないものを諦めるために為に利用している”と十分自覚していると言ったうえで、教授が元子を受け入れるのは”無理矢理”なのかと聞くのだった。『受け入れてから答えを出しても良いと思う』と伝える。

『それは君が決めることではない』と背を向けて答える教授。アドバイスとして受け取ってほしいという田中に、

僕が何歳年上だと思っているんだね …だが君のそういう臆さないところが好きだ。実は情熱的なところも

という言葉を残し部屋を出ていく。教授の言葉に赤面する田中。『好きって…俺のこと好きなら 助けてくれよカタブツめ…』と頭を抱える。

榊教授と正反対、同世代のフランス語学科教授からの進言

構内を歩いていると、榊教授は同世代のフランス語学科・川崎教授(4巻番外編で既出)とカフェで遭遇。寒い日でもカフェのテラス席でコーヒーを飲む川崎教授。

昨夜彼女に振られ、青空を見ながら黄昏ているのだという。相手は水曜日の彼女、どうやら相手は何人もいるらしい。”生涯恋人宣言”している川崎教授、この歳になって結婚したいと迫られ、断ったら振られたらしい。

しかし全く懲りておらず、『恋の終わりは新しい恋の始まり!』と外見も思想もすごくフランス男っぽい川崎教授。榊教授と正反対の性格だが、なんだかんだ仲が良さそうな2人。

『また結婚を迫られるのでは?』と突っ込む榊教授に、『そしたら別れるだけ。まずは付き合ってみないとわからないもの』と先ほどの田中さんと同意見の答えに、『この世はそんな人間ばかりなのか』とあきれながらも楽しそうな教授。

川崎教授に『(そんな人間が)他に誰かいるのか?』と聞かれ、『君よりずっと不器用で誠実(な人間)だよ』と答える。同時別コマでくしゃみをする田中さん。

何もしなくたって 傷つく時は傷つくんだから 何らかのアクションを起こして傷付いた方が勉強になる 俺は死ぬまで恋の勉強をしているの♡

川崎教授のこの名言?を受け、元子の姿を想い浮かべる榊教授だった。

元子と教授がデートの約束!

大学の資料室で研究室のOB・OGの懇親会の準備の仕事のため、酒屋にお酒のオーダーをする元子。樹里ちゃんからのラインで、樹里ちゃんの『私は田中さんとしたよ』発言を思い出し赤面する元子。

『いつ どこで どのように…』と取り乱しながらも、『そういうことをしたってことは幸せってことよね 田中さんや樹里ちゃんが元気ない様に感じたのは気のせいだったんだ。もしかしたら秘密の関係だからお互い少し辛い…とか?』と思いめぐらす。

応援したい…でも見守ることしちゃいけないのかも。樹里ちゃんが辛い時は田中さんが、田中さんが辛い時は樹里ちゃんが支えてくれるはず…ちょっとだけ寂しいと思うのは私の我儘かな…

『もし、学校で3人になった時、私はどうすべきなんだろう?席を外すべきか、その場にいるのは邪魔か、そういう経験したことがないからわからない!』と百面相で思案する元子の姿を見つけた教授。

君は意外と表情が豊かなのだな』と少し吹き出しながら元子に声をかける。元子は、いつからここに!と狼狽するのだった。

例の懇親会の会場を大学側の都合で変更したいと教授から伝えられ、至急代表に電話する元子。先ほどとは全く違うテキパキした元子の様子に驚く教授。

懇親会の準備に図書館の仕事などいろいろ仕事を抱えて忙しそうな元子に、仕事の礼を自分の簡単な料理で済ませてしまったことは心苦しいという教授。

『やはりお金かそれが嫌なら それに見合うリクエストはないかね?』と言う教授に、意を決して『デートがしたいです』と伝える元子。

教授の中では『高い本を買う』とかそのレベルで考えていたためか、元子のリクエストに思案した様子の教授。教授はもう自分の気持ちを知っているし、断られたら嫌だけど、今までも気持ちを知ったうえで手伝わせてくれている!と勇気を出して伝えたのだった。

樹里ちゃんの様なことまではまだ考えられない でももっと一緒の時間が欲しくて 仕事以外の一緒の時間が

なかなか返事がない教授に『やっぱり言わなければ良かった…』と後悔し始める元子だったが、教授の答えは意外にも『どこが良いかね』というものだった!

その答えに狼狽しまくる元子。教授のご迷惑にならない場所ならどこでも良い!と答える。『次の日曜…14時頃』と約束をするのだった。

遂に教授との初デートの日

14時の待ち合わせに朝4時起きで準備をする元子(早すぎ(笑))!

秋冬なので明るい色の服は持っていないが、勇気を出して可愛いネックレスやイヤリングもつけてみる。髪もアップにしてみた。

デートと思って良いのかな。付き合おうなどと言われたわけでもない。こんなに勝手に盛り上がって 自分から言ったくせに 今日教授に会うのが…怖い

少し弱気になる元子だが、前教授に褒められた薔薇の香水を手首につけて勇気を出す。

いよいよ教授との待ち合わせ場所に。デートはどうやら日本橋の水上バスデート。元子より早くきて本を読みながら待っていた教授。お待たせしましたという元子に、『僕が早かった』と答え、既にチケットは購入済というジェントルマンさ!

元子は教授の恰好がいつもよりラフかもと感じる。水上バスは教授も初めてでずっと乗ってみたかったいう教授。『こんな寒い日に僕の希望では 君へのお礼になるのか疑問だが』と言う教授に笑顔で嬉しいと答える元子。

乗船時ふらつく元子に、『つかまるかね』と手を差し伸べてくれた。照れながら素直に受け入れる。乗船して着席する2人。『自分から誘っておいてなんだが、誰かに見られたら…』と心配する元子に、『誰かに見られたら包み隠さず ”バイトの礼”と言えば良い』と答える教授。

元子は『”バイトの礼”…間違ってはいない』と少しだけ傷つくが、その後教授が続けた言葉は

先日君が僕と話す時とそうでない時では、何となく印象が違って… そう新鮮だった。

君とこうして仕事や大学以外で会うことで 僕にどんな感情が生まれるのか検証してみたくなった。

というものだった。

~次回第21話~ Kiss8月号(6/25発売予定)に続く~

感想

田中さんやフランス男・川崎教授の思想に感化され、元子へ接する態度に明らかな変化が起こった教授。その様子が丁寧に描かれていましたね。あ、でも田中さんの『受け入れてから答ええを出す』はもともとは樹里ちゃんの受け入りかな?

生涯を恋の勉強と言う川崎教授は日本にはなかなかいないタイプですね(笑)。こんな教授が大学にいたら面白いだろうな~。さすがフランス語学科教授。榊教授とのコントラストが面白かったです。

そして遂に初デートが叶った元子と教授ですが、水上バスデートとは、なんとも教授らしいチョイスで良いですね~。そして教授は本当に『検証』が好きですね(笑)。果たして『検証』の結果、どうなることやら…。田中さんへの言動から、やはり教授が元子との年齢差を気にしていることはわかります。いやでも初回から見ていくと、進展していないようで、確実に伸展していってるこの2人(今回は遂に初デート)なので、ラストまで気になりますね♪

レクタングル大
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