長閑の庭・第21話(Kiss_2017年8月号)元子と教授の初デート(その2)【ネタバレ注意】

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EKiss 2017年8月号[2017年6月24日発売] [雑誌]

マンガ名:長閑の庭(のどかのにわ)第21話
著者:アキヤマ香
掲載誌:Kiss2017年8月号掲載
出版社:講談社

『長閑の庭』は隔月連載です♪前回のストーリーが気になる方はこちらをどうぞ♪

以下、ネタバレ含みます。

ストーリー(ネタバレ注意)

2人のデートの続き…

君とこうやって仕事や大学以外で会う事で 僕にどんな感情が生まれるのか 検証してみたくなった

という前話の教授のセリフから、水上バスデートは続く。

”検証”という言葉の意味を測りかねる元子だったが、教授には何でもない、景色を見ようとはぐらかされてしまう。

そして水上バス降車後、元子は船酔いしてしまいフラフラに。教授に気を遣わせてしまうと気にする元子だが、教授も同じく船酔いしていた!

カフェで冷たいものを飲んで休むことに。普段は乗り物酔いはしないという2人。

揺れのせいもあるだろうけど…でも教授も緊張して酔ったのだとしたら ちょっと嬉しいかも…

と感じる元子だった。

その後、教授から『良かったら夕食も一緒にどうか』と誘いが。動揺して喜ぶ元子に

それくらいさせてくれたまえ 船酔いして終わりでは何とも申し訳ないからな

と教授。その言葉にときめく元子。

夕食まで時間があるため、しばらく街歩きをすることに。教授は街の歴史や老舗のお店を教えながら歩いてくれる。

和風の雑貨店で和紙の手紙を眺める2人。教授は豆絞りや亀甲花菱など柄の名称についてもよく知っていた。日本マニアのドイツの友人の影響で、今も手紙でやりとりとしているという。自分も何かほしいという元子に教授が、雪輪という名前の柄を選んでくれた。それは偶然元子が可愛いと感じていたものだった。バイトのお礼の一環といって会計もしてくれる教授。

バイトのお礼と念を押されたようだったけれど それでも嬉しい

その夜、教授が連れて行ってくれたお店は渋くてカッコいい穴子のお店。いつのまにか予約をしてくれた教授。スマートのエスコートしてくれる教授に元子は再びときめきっぱなし。

店内は品の良い大人の客ばかりで、穴子もとってもおいしい。『こんな上質な大人の休日を私のようなヒヨッコが体験できるなんてちょっと緊張しちゃいます』と元子、『やはり君の年代には合わなかったかな』という教授に、『良い意味での緊張です 初めて舞踏会に出たような幸せな緊張』と補足する。

またメルヘンな喩えをしてしまったと赤面する元子に、笑みを浮かべながら『僕も多少緊張していたのかもしれない』と言う教授。

何せ君みたいな年代と ふたりきりで こうやって個人的に出かけるのは初めてだから…

行く場所も退屈しないだろうかと悩んだり、服装もああでもないと悩んだのだという。

君の喩えによるならば 僕も初めての舞踏会の気持ちと言えるかもしれない

教授のその言葉に素直に『ありがとうございます』とお礼を言う元子。今日の為にそんなに考えて頂けたなんて 勇気を出して良かったって今日ほど思ったことはない。

人と向かい合う事は 実は勉強や研究と似ているのかもしれません。失敗が恥ずかしくて何もなかったら 新しい知識や発見が得られませんから 昔の私はもったいないことしていたんですね 勇気や努力はこんなに素敵な時間をもたらしてくれるのだから…

心からの言葉を伝える元子。調子に乗って喋りすぎたと恥じるが、教授も『そういう側面もあるかもしれないな…』と優しく同意してくれた。

その様子に更に気持ちを大きくする元子。

教授は否定するかもしれないけど 私は今日の一日を ”デート”って呼びたいです…

樹里ちゃんと田中さんの関係は…

シーンは変わって、樹里ちゃんと田中さん。ベッドの上でくつろぐ2人。樹里ちゃんの嬉しそうな様子を見て微笑む田中さん。

部屋でコーヒーを飲みながら雑談中、田中さんが樹里ちゃんの同級生だった人が、大企業に就職したが精神的に参って会社を辞めたという話をする。

頑張っても どうしても報われない時ってあるよね』と寂しげに話す田中さんにひっかかりを感じる樹里ちゃん。話題は変わり、樹里ちゃんの留学の話に。付き合う前、樹里ちゃんは田中さんに留学の相談をしていたらしい。

『田中さんと離れるのが寂しいから今はやめようかな…』という樹里ちゃんに、田中さんは『ちょっと重いなそれ』とバッサリ。

『行く行かないは樹里ちゃんの自由だけど この関係のせいで樹里ちゃんの世界が狭くなるの 良くないし 俺自身心苦しい』と言い、台所へと席を離れる。

田中さんの言ってる事正しいと思うけど 期待しちゃったんだ『俺も一緒にいたい』…じゃなくても『大丈夫 離れても好きだよ』とか言ってくれるかも…って 

…ねぇ田中さん シュバちゃんにならどう言ってた?『頑張っても報われない時ってあるよね』あれは誰に対する言葉?

デートの終わりに…

地下鉄前で別れようとする2人。『(自称)デートが終わってしまう 何か言い忘れたことはないか』と考え、『水上バスで”検証”と仰っていたのは どういう意味なんでしょうか』と教授に尋ねる。『さすが若いと忘れないんだな』とひとりごちながら、

僕はだんだん自分がわからなくなっていた ずっと教授として君に冷静に誠実に対応してきやつもりだ …だが君といる度 本当にそうなのかと自分に問いかけるようになった …一個人の榊郁夫として…

だから今日検証した…その結果 やはり個人としての僕の心は迷子のままだ 

と言う教授の言葉を受け、元子は教授の腕に手を添えながら

私に対して もっと愚かになってください…!

と大胆発言!

~次回第22話~ Kiss11月号(9/25発売予定)に続く~

感想

元子と教授の日本橋デートの続きからでした。

教授との何気ないやり取りや会話から元子が喜んだりドキドキしたりしているのが可愛かったですね。初デートの乙女のトキメキが前面に出ていた回でした!

表向きはすごく素敵な付き合いを重ねている感じの樹里ちゃん・田中さんカップルなんですが、ちょいちょい出てくる田中さんの闇(笑)。離れたくないから留学したくないっていう彼女に対してその対応はない!ですよね(笑)。じわじわ広がっていく樹里ちゃんの不安…。もっと安心させたれよ~田中~。

そしてラストの元子の大胆発言。この漫画始まって以来の山場な予感。それとも教授にはかる~く流されてしまうんでしょうか。元子も樹里ちゃんもいつか報われてほしいなぁ…。

隔月連載の『長閑の庭』ですが、予告を見る限りなんと次話の掲載は3か月後の11月号!?だいぶ先になってしまって寂しいですが気長に待ちたいと思います!(^^)

レクタングル大
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