来世は他人がいい【1巻第1話】小西明日翔の最新作!メンドくさい男に気に入られた不憫な女子高生のお話【ネタバレ注意】

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『来世は他人がいい(第1話)負け犬に出る幕はない〈前編〉』ネタバレ&感想です。このマンガがすごい2017年オンナ版で第2位に輝いた『春の呪い』の小西明日翔先生の最新作です!2017年秋よりアフタヌーンで掲載中。

★第2話以降の感想はこちらから♪

ストーリー(ネタバレ注意)

2人が出会うまで

東京某所。ある純和風門がまえの住居にて、染井組長の孫娘だといって写真が手渡される。

写真を渡された青年、『かわいい…』とポツリ。そんなクソ生意気そうな女のどこがいいんだと返され、一言。

…俺の人生メチャクチャにされたいです。 

相変わらず冴えわたった小西先生のセリフチョイスから、本編スタートです!

一方、大阪。

桐ケ谷組直系染井組組長・染井蓮二の孫娘、染井吉乃は今日発売の週刊誌を持って、祖父の元へ飛び込んできた。

週刊誌~関西最大の指定暴力団 四代目桐ケ谷組直系 染井組・染井蓮二組長と 関東最大の指定暴力団 五代目砥草会直系 深山一家・深山萼(がく)総長 が兄弟盃を結んだ。双方のご令孫同士は非常に親密な間柄で婚約も秒読み~

まさかわたしのことやないやろな』と祖父を問い詰める吉乃。

吉乃はバリバリの関西弁です!

17歳にもなるのに男の影がない吉乃のために組長の祖父がお膳立てしたものだった。祖父の染井会長と深山総長は昔馴染みで、相手の『深山霧島(みやま きりしま)』は吉乃と同じ17歳。祖父曰く、深山総長によく似た男前だという。

『苗字みたいな名前やな…』と吉乃。吉乃は美人だが、その外見のせいで「梅田のホステス」「バツイチ子持ち」と散々言われてきた過去がある。

会うだけあってみろ、この際東京に住んでみろ』と祖父に押し切られ、数か月後吉乃は東京へ。(実際会ってみてうまくいきそうだったら結婚前提で住んでほしいと言われていた)。

衝撃の出会い?感じる違和感

黒塗りの車で送迎され、深山総長宅へやってきた吉乃。かなり重厚な門構えに恐縮する。

祖父の染井組長によると、ヤクザとしての歴史は大阪(染井組)よりも東京(深山組)のほうがかなり長く、例えるならば新興のシティホテルと老舗旅館の違いらしい。

外観は老舗旅館だが、玄関の大量の監視カメラからもろヤクザの家だと実感できる。

廊下で深山総長に出会う吉乃。笑って吉乃を出迎えてくれる。その老練で男前な風貌に驚く吉乃。一方、吉乃は蓮二にそっくりと爆笑されてしまう。

ところで深山霧島さんはどこに?』と訊ねると… 『いるじゃねえか後ろに』 と返事が。

吉乃が慌てて振り返ると、なんと背後ににスーツ姿に眼鏡をかけたを深山霧島の姿が。もともと送迎から付いて来ていたが、『あんがいばれないものだなぁ』と笑顔の霧島。

ここから先は俺が案内すると吉乃の手を繋いだまま、吉乃のためにリフォームしたという離れを案内する。『なんかちょっと距離が近い…』とびびる吉乃。

終始、霧島は笑顔を崩さない。吉乃は東京に来てからはずっと標準語だった。わざわざ標準語を覚えてきたという吉乃に、『君かわいいし、方言で話すとどんな感じなんだろうって 少し聞きたかったな』という霧島。

吉乃は『身内以外の男に初めてかわいいって言われた…。』と震え変な汗が止まらない。

吉乃…、美人なのに不憫な性格。

『まだ深山家と同居すると決めたわけではない』恐縮しながら言う吉乃に、霧島は『俺に会いにきてくれるってだけで嬉しい』と言う。終始崩さない笑顔が不気味だが、好印象すぎるぐらいだった。

吉乃、東京深山一家へ

初対面から半年後、4月。

祖父に割と印象よかったと話したらトントン拍子で話が進んでしまった。押し切られる形で結局東京に来てしまい、深山家と同居することに。

霧島と一緒の高校に通学することになった吉乃。吉乃は偏差値ギリギリで文系コース。霧島は理数特進で頭もよく、クラスは別々だった。

話せば話すほど普通のいい人。極道に生まれたとは思えない』と霧島の姿にひとまず安心する。

教室では初めて同級生に話しかけられるという経験をする吉乃。地元ではヤクザの孫と恐れられ友人などできたためしがなかった。

どこまで不憫なんだよ吉乃。そんな環境でも全然スレてないとこがすごい。

女子生徒3人に霧島との関係を問われる。動揺して曖昧な答え方をした吉乃に対し、『適当なこと言わないでちゃんと答えて』と冷たく言い放たれる。

校内では吉乃は注目の的。その中で霧島が女生徒から羨望の眼差しで見られていることに気づく。極道の孫なのになぜ?(しかも皆その事実を知っているのに)と疑問を抱く。

ヤクザの孫なのに爽やかで優しそうなこの男前を みんな遠目で眺めてキャーキャー言ってるのか。なんかそれってかなり 気持ち悪くないか?

『霧島は変な目で見られて嫌じゃないの?』と聞く吉乃に対し、

考えたこともなかった 別にどうでもいいよ

と冷ややかな笑顔で答える霧島にぞっとした想いを持つ。心底どうでも良さそうで別人みたいに思えた。

深夜、深山家の離れでなかなか寝付けない吉乃。外の車のヘッドライトに気づいて窓から覗くと、そこには組員数人と手を血だらけにした霧島の姿が。

…ヤクザみたい』と、その姿に動揺する吉乃。

~第2話につづく~

感想

『春の呪い』でその独特な世界観でファンになり、次の連載も読みたいと思っていたので待っていました!という感じです。連載はなんと月刊アフタヌーン

ヤクザの孫同士という同じ境遇の2人でも、出身地は西と東。性格も正反対ですね!『春の呪い』でも性格が正反対同士のチグハグなやり取りが楽しかったので、今作でも楽しみです。

ヒロインの吉乃はヤクザの孫娘とは思えないほど謙虚だし、感覚は極めて一般人的な気がします。当然ヤクザの世界に耐性はあるんでしょうが。表情がくるくる変わって、『春の呪い』の夏美に似ている印象です。美人なのに不憫なのが魅力…?。

トントン拍子に話が進んでいきましたね。相手の霧島は、一見かなりの好青年ですがかなりクセが強そうな人物。なんか巨大な闇を抱えていそう。

トントン拍子に話が進んでいきましたが、次話以降、霧島のどんな闇が垣間見えるのか楽しみです(笑) いきなりのバイオレンス展開が来るのかな!?

★小西先生の初連載作品『春の呪い』の感想をこちらの記事で紹介しています♪
このマンガがすごい!2017年オンナ版2位『春の呪い』感想【ネタバレ注意】

↓2017年11月22日に第1巻が発売!1話~3話が掲載♪

レクタングル大
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