来世は他人がいい【1巻第3話】誠意を見せたい あわよくば好きになってほしい【ネタバレ注意】

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『来世は他人がいい(第3話)誠意を見せたい あわよくば少し好きになってほしい(1)ネタバレ&感想です。このマンガがすごい2017年オンナ版で第2位に輝いた『春の呪い』の小西明日翔先生の最新作です!2017年秋よりアフタヌーンで掲載中。

★第1~2話以降の感想はこちらから♪

ストーリー(ネタバレ注意)

霧島の奇行に振り回される吉乃

学校での昼休憩時間。

吉乃はあの事件以来、休み時間のたびにどこまでも追ってくる霧島から逃げ回る日々が続いていた。臓器取った傷がふさがったばかりで、逃げ切れるわけがない。

どう考えても正気じゃない。避ければ避けるほど寄って来る。一度は風俗まで落とそうとした女に平然と好きと言えるあの神経がわからん…!

『何か裏があるはず。常に笑顔で何を考えているのかまるで見当がつかない。腹が立つけど…恐ろしい。ここで怖気ついたら完全に負けや。何があろうとも絶対大阪にだけは帰ったらへんからな…!』と、自分に活を入れ直します。

そんな吉乃の後ろにはいつの間にか霧島が。

なんと吉乃の電子辞書の基盤にGPSをつけていた!!

電子辞書をへし折る吉乃。ガチ切れするもまったく霧島には響かない。

霧島は吉乃に親父(深山総長)から2人に話があるから、今日の夜は家に居ろと伝言を伝えた。

深山総長からの話とは?

和室で2人、総長を待つ吉乃と霧島。

吉乃は、前回の臓器売買と同級生恫喝がばれたのでは怯えるが、『そんなに大した話じゃないよ大丈夫』と何か知った風な霧島。

入ってきたのは総長ではなく、スキンヘッドとロン毛の男性2人(橘さんと稲森さん)。総長は義理事が入り、急きょ来れなくなったため代理で来たという。

スキンヘッドの強面の橘が口火を切る。

つい最近だが、赤座興業会長の娘が行方不明になった。赤座興業は本家の第三次団体。ちなみに深山一家は第二次団体にあたる。

赤座興業の娘は吉乃たちと同年代。単なる家出の可能性もあるが、誘拐された可能性もあるため、吉乃も十分注意するようにという話だった。赤座会長の娘が見つかるまでは四六時中、霧島と行動を共にするよう言われる。

明らかに嫌がる吉乃だが、嬉しそうに快諾する霧島だった。

今ですらこの男(霧島)の奇行に常時殺意が沸いてるのに四六時中一緒になんていたら…わたしストレスで本当にコイツを殺ってしまうかもしれん…

そして『…そもそも何で娘は抗争中でもないのに行方不明になってなったのか。わたしの知らないところで何か起きている?』と疑問視する。

『アンタもわたしも極力出かけないようにしないと』と言う吉乃に、

『でも俺 これから吉乃とご飯食べに行こうと思って店予約してあるよ?』と霧島。

またまた霧島の奇行が目立つ。

『さっきの話本当に聞いてたのか!?図太すぎるだろ』と激怒する。

『今回の件は俺達には本当に関係が無いと思う』という霧島に、何を知っているのかと問い詰めると、『一緒にご飯行ってくれたら 俺の知っていること教える』と楽しそうに返される。

高級割烹にて

結局、口車に乗せられて霧島が予約した店(高級割烹)で豪華料理を前にする吉乃。

恐る恐る料理を口にする吉乃の様子を至極楽しそうに眺める。

わたしがアンタのこと好きになるって本気で思ってるなら とんだ脳内花畑野郎だ』と言う吉乃に対し、

(吉乃のこと)全部好きだけど そういうこと言ってくれるところが尚更好き』と笑顔の霧島。

この男 投げて来る言葉が直球すぎて 冗談なのか本気なのかが全く分からない

普通ならこんな歯の浮くようなセリフ、もっと照れて言うもんなんじゃないのか?

それとも毛ほども心に思ってないことだから 恥ずかしげもなく言えるのか?

好きだと言われて 豪華な食事まで用意されて どう考えても下手に出られているのに こっちが優位に立っている心地が全くしない

ただ、そもそも今まで好きだと言われたことがなかったので、比較対象がいない不憫な吉乃だった。

そして食事中、約束のものと言われて行方不明の赤城興行会長の娘の写真を見せてもらう吉乃。娘は腕に刺青をいれるなど、なかなか素行がよろしくない様子(霧島は人のこと言えないが)。

霧島いわく、一度面識があると言うが甘やかされた典型的な金持ちの娘といった感じらしい。『理由はこじつけようと思えばいくらでもあるが、正直娘にまで事が及ぶまでの話じゃない。ただの家出か、どこかのチンピラに無理矢理連れ去られて20~30万で売り飛ばされたって可能性が一番高い』と笑って話す霧島。

笑っているが、アンタも私もヤクザの孫で置かれた状況は同じで他人事じゃないという吉乃に、

俺は 吉乃と違って 深山総長の実の孫じゃないから 大丈夫』という霧島。

血は繋がっているが、本当は実祖父の兄貴で、つまりは大叔父。その筋の人間ならだいたい知られている話だが、霧島が12歳ごろに勝手に押し掛けたのだという。

深山総長自身は、未婚で子供もいない。

…アンタもしかしてヤクザになりたいの?』と深刻な表情で問う吉乃に、霧島は

まさか 行き着くとこまで行ったら あの家だっただけだよ

と答えるのだった。

思いがけず知ることとなった霧島の過去、

いや、もうがっつりヤクザになっちゃってると思うが…

そこへ霧島に電話が入り、中座する。

12歳っていったら、小6か中1くらいか?そんな子供がヤクザの家に押し掛けるってどういう状況なんだ?いろいろ度外視すぎて想像もつかん

すぐに戻ってきた霧島。

赤座興業の組員が一人死体で見つかったらしい』と今しがた電話で得た情報を伝える。

動揺する吉乃に、『何か起きてるな』と霧島。

なんか楽しそう?

人一人死んでもなお、飄々と吉乃に鱧(はも)料理を勧めて来る霧島に吉乃のツッコミが止まらない。シレッと隣に座って吉乃に食べさせようとする。

オイやめろ!食事くらいゆっくりさせてくれ!!

何かが起こりそうな予感……

~第4話につづく(2巻掲載予定)~

感想

完全に2人の関係が逆転したような感じですね。相変わらず霧島の本音は読めませんが。でもやっぱり吉乃のことはかなり気にいっているのかな?吉乃と一緒にいるのが、終始楽しそうな霧島です。

吉乃の大阪人らしいツッコミが楽しいです。

今話で、霧島が総長の実の孫ではないことが発覚しましたが、実の親はどこでどうしているんでしょうね。吉乃の肉親も今のところ、組長であるお祖父ちゃんしか出てきていないので、これから登場したりするんでしょうか。

そして後半は一気に、不穏な空気が。何か事件が起こりそうな予感です。これからたくさんヤクザたちが出てくるのかな…。

発売中の第1巻には第1話~第3話までが掲載されていますが、巻末に番外編が2本掲載されています♪吉乃と霧島の日常?が垣間見える~。吉乃気苦労多そうだな。

連載が掲載されているアフタヌーン誌上でも、連載第2回目にして、ヒロインが腎臓を売ってくるという展開は反響続出だったらしいです(笑)

これからの展開も目が離せないですね~次回の掲載を楽しみにしています。

★小西先生の初連載作品『春の呪い』の感想をこちらの記事で紹介しています♪
このマンガがすごい!2017年オンナ版2位『春の呪い』感想【ネタバレ注意】

↓2017年11月22日に第1巻が発売!1話~3話が掲載♪

レクタングル大
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