はるばるモンサンミッシェルに来たなら是非一泊することをおすすめします。朝・昼・夜それぞれ違った表情をみせるモンサンミッシェルの姿を楽しんでみてください。
宿泊先の選択肢としては、モンサンミッシェル島内にあるホテルと、桟橋で結ばれた陸地側周辺にある島外(対岸)ホテルの2つ。
そこで今回問題となるのが、島内ホテルと島外(対岸)ホテルのどちらに宿泊するべきか!?ということ。双方のメリット・デメリットについて比較してみたので、ご参考になれば幸いです!
Contents
島内ホテルのメリット・デメリット
◎世界遺産内に宿泊することができる
なんといっても世界遺産内に宿泊できるという特別感!単純明解な理由ですが旅行とはこういう思い出が大切だったりしませんか?
他に宿泊できる世界遺産と言ったら、アルハンブラ宮殿や白川郷(毛色が全然違うw)くらいでしょうし、世界遺産での宿泊はとても貴重な体験のはずです。
◎人が少ない朝夜の散策ができる
さすが世界有数の観光地なだけあって、島内は季節を問わず日中と~ても混雑が予想されるうえに、石畳の通路は細いのでゆったりとした気分で散策することが難しいのが現状…。
↓日中の島内メインストリートの様子。観光客でごった返していますね~。
そんな日中の島内ですが、朝夜となれば様子は異なります。島内の人も宿泊客がメインとなるので、かなり混雑は解消されるでしょう。朝の空気がピリリとしたモンサンミッシェルはどこか厳かで、神秘的な気持ちにさせられるでしょう。
×価格が高く、部屋が狭い
最大のデメリットといえばこれでしょう。当然敷地が限られているわけですから、こればっかりは仕方がないですね。島外ホテルに比べると倍近くかかってしまう印象です。
島外(対岸)ホテルのメリット・デメリット
◎価格がリーズナブル
島内ホテルに比べても半額近く安かったです。ここまで違うとは正直驚きでした。それだけ島内に泊まるというロイヤリティがでかいのだと思いますが。
◎スーパーが近くにある
対岸ホテルゾーンには”Les Galeries Du Mont Saint Michel“というスーパー兼お土産屋さんがあり、食料やお酒も簡単に買出しに行くことができます。値段も島内に比べればリーズナブルだと感じました。オシャレなオブジェもあってとってもおしゃれです。
この他、対岸ホテルエリアには夕食を食べれるようなレストランやカフェも存在しています。
◎朝も夜も遠景で眺めることができる
モンサンミッシェルは島内散策ももちろん楽しいですが、遠景から眺める景色も素晴らしいです。実際、『モンサンミッシェル』と紹介される写真は島外から撮影されたものがほとんどですよね!
島外ホテルゾーンから歩いて5分強で行くことができるクエノン川に架かる橋からの眺めはおすすめです。夜にはこんな景色も見ることができます(逆に、島内に泊まってしまうとこの景色を見るために桟橋を対岸側にかなり歩かなければなりません…)。
×世界遺産に泊まるという経験ができない
特に特別感はありません。至って普通のホテルです。ホテルによっては、窓から島が見える部屋もあると思うので、確認してみても良いかもしれません!
管理人は対岸ホテル『Mercule』に泊まった
世界遺産に泊まるロイヤリティは捨てがたかったものの、予算の関係と朝・夜、対岸から島を眺めた景色を見たいという理由から、管理人は対岸ホテルを選択しました。
部屋もきれいで十分広かったですし、お風呂も湯船があってリラックスすることができました。一点だけ残念だったのがWiFiが時々途切れる点です。部屋位置によって電波状況が変わってくるのかもしれませんね。動画を見たいという方でなければ大きな問題ではないと思います。ホテルの外観はこんな感じで割と新しいように感じました。何より目の前に、例のスーパーがあったのが便利でした。
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さいごに
パリから弾丸日帰りでモンサンミッシェルに行く方も多いみたいですが、時間が許せば是非一泊して欲しいです。
よくモンサンミッシェルは“残念な世界遺産“と評されることが多いようですが、確かにパリから片道3時間以上かけて来てみたものの、日中の島内はまともに歩けないほどの大混雑。その後、すぐにパリへトンボ帰り~だとそんな感想を持たれても仕方ないのかな…と思ってしまいます(^^;)
丸一日滞在してわかるモンサンミッシェルの良さもあると実際に宿泊してみて思いました。特にお城や大聖堂のような建築物が好きな人にはおすすめな観光地です。