【ニューオリンズ】バーボンストリートでジャズを楽しもう。プリザベーションホールへ行ってきた。

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どこからともなくジャズやブルースのリズムが聴こえてくる…ニューオリンズ1の名物通りといえばバーボンストリート(Bourbon Street)です。昼と夜で趣を変えるバーボンストリートの様子を紹介。

そしてニューオリンズで最も有名なジャズハウスと言われるプリザベーションホール(Preservation Hall)に行ってきたので、観覧方法や感想も紹介します。

バーボンストリート(Bourbon Street)とは

フレンチクオーターの中でも中心的な通りで、最も有名な通りです。ジャクソンスクエアから徒歩5分程度で行け、ミシシッピ川と並行して通っています。

バーボンの由来はフランス王家ブルボン朝から来ており、ニューオリンズのフランス統治時代の影響を伺わせますね。バーボンストリート周辺は、老舗ジャズバーやレストラン、ギフトショップが軒を連ねており、連日連夜観光客で賑わいます。

昼から開いているジャズバーも多いですが、バーボンストリートが賑わうのはやはり夜。昼と夜では違った雰囲気を持つ通りなので、是非昼と夜の両方歩いてみることをおすすめします。

昼と夜では全く違う姿を見せる名物通り

昼のバーボンストリート

日中の比較的落ち着いたバーボンストリート。昼間から営業しているバーも多いのでどこからともなく音楽が聞こえてくることも。

 

バーボンストリート沿いにあるミュージカル・レジェンズ・パーク(Musical Legends Park)という広場。広場にはジャズの有名な奏者の銅像があります。中にバーとステージがあり、ジャズの生演奏がされていました。

 

夜のバーボンストリート

バーボンストリートは圧倒的に夜のほうが賑わいがあります。通り沿いには大道芸人やジャズマンが立ち、ほぼ歩行者天国のような状態に。道行く人は皆お酒でテンション高めですね。通りは大音量のジャズやブルースで溢れていて熱気があります!

 

中にはアダルト向けのお店もあるようで、昼間とは変わって大人向けの雰囲気になります。もちろん酔っ払いも多いです。

治安について

バーボンストリートなど、著名な通りは昼夜問わず賑わっていますが、1本道を外れただけで一気に暗く人通りが少なくなったりするので、夜間の移動には注意を払ったほうよいでしょう。

最も有名なジャズハウス:プリザベーションホール(Preservation Hall)

はじめてのニューオリンズで行きたいジャズハウスといえば、やはりプリザベーションホール。伝統的なニューオリンズのジャズを堪能することができます。そもそも開業の目的が『伝統的ジャズの保存』ということなので、その演奏はお墨付き。

ニューオリンズで最も有名と言われるだけあって、混雑は覚悟のうえで臨みましょう。基本的に事前予約はないので、公演前に行列に並ぶ必要があります。

行き方

バーボンストリートと目と鼻の先にあります。夜にはいつも長蛇の列ができているので、目立ちますね。

まず驚くのは入口の小ささと、なんともクラシックなその雰囲気。ホールというと、かなり重厚な建物を想像してしまいましたが、全く趣は異なります。建物は19世紀前半完成というフレンチクオーターでも最古の建物だそうです。鉄製の扉が年代を感じさせますね。

開演時間&鑑賞方法

基本的に事前予約はない(特定のイベント時には公式HPで事前予約を受け付ける場合も)で、公演時間の前に会場前で行列に並ぶ必要があります。一度昼間のうちに行って、その日の公演時間を確認しておくと良いでしょう。日中の公演はありませんが、中でギフトショップがオープンしています。

基本的には夜8・9・10時からの1日3回講演木曜日~日曜日は夕方6時からも追加で講演があります。料金は大人1人15ドル(金土は20ドル)かなりリーズナブルな鑑賞料金で驚きます。カジュアルに楽しめるのもこのホールの魅力。

クレジットカードの使用はできず、キャッシュオンリーなので注意が必要です。周辺にはATMも多いので足りない場合はATMへ走りましょう。

 

だいたい各公演時間の1時間ほど前から行列ができ始めるようです。行列が長すぎて1回の公演に入りきれない場合は、次の公演時間に回される場合もあります。

↓写真の赤く囲った部分がホール入口です。入口横にはズラ~と行列が!行列が長くなってくると、どこが行列の一番最後か探すのに苦労しますね。

ニューオリンズ夜の風物詩。辛抱強く待ちましょう。

木造の小さなホール

公演時間になると、順番に中へ通されます。入口で料金を支払う形です。

ホール自体はとても小さく、薄暗いです。観客も50~70人くらいしか入れないのではないでしょうか。前半分は簡素な椅子が設置されていて、行列の最初にいた人たちは座って鑑賞できますが、後ろのほうは皆立ち見のような形になります。

ジャズというとお酒を飲みながら聞くというイメージが強いですが、ここでは飲食物の提供はありません。純粋に音楽のみ楽しむ場になりますね。

聴いてみた感想

入口の黒板に名前が出ていますが、基本的に演奏者は毎日異なるようです。やはり伝統的なホールということだけあって、実力のあるベテランの奏者さんしかこのステージに立つことはできないそうです。

演奏が始まると、ホール内は独特のムードに包まれます。全くのジャズ素人が聞いても、エネルギッシュでパワーがあり、ニューオリンズに来たかいがあったなあと思わせてくれる演奏でした。

曲が終わるたびに、お客さんからは拍手がわきます。小さいホールのためかマイクの使用もなく、歌い手の方は生の声をホールに響かせてくれました。

ギフトショップもあり

ホール横の通路でロゴ入りのTシャツやレコードなどが売られています。どれもオシャレでほしくなっちゃいますね。公演後だと混雑してなかなかゆっくり見れないので、昼間にゆっくり見るのが良いかもしれません(ギフトショップは日中から営業)。

さいごに

ニューオリンズは夜が楽しいと言われるだけあって、盛り上がる街並みを歩いてみましょう。そして是非とも本場のジャズを楽しんでみてください。

レクタングル大
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