【ニューヨーク】国際連合本部・見学ツアー徹底ガイド。予約方法やアクセスも。

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ニューヨーク中心部にある国際連合の本部ビル(United Nations Headquarters)の内部見学ツアーについて、セキュリティチェックの様子や見所について紹介していきます。ツアーの所要時間は1時間程度。普段、なかなか見ることのできない国連の会議場や素晴らしい展示作品を見学できます。

国際連合とは

国際連合は第二次世界大戦が終結した1945年に国際紛争の解決と世界平和の維持を目指して創設されました。現在は193か国が加盟しています(2016年現在)。日本は2016年がちょうど国連加盟60周年でした。国際連合はNYの他に、ジュネーブとウィーン、ナイロビに主要事務局があります。

NYの本部ビル群の周りに加盟国のすべての国旗が建っていますが、旗と旗との距離は同じ。加盟国どうしの平等を象徴しているとか。国旗は英語のアルファベット順になっており、アフガニスタンで始まり、ジンバブエで終わっています。

アクセス&ツアー参加までの流れ

アクセス

イースト川沿いに位置し、地下鉄『グランド・セントラル(Grand Central)駅』を下車し、徒歩約15分です。45丁目と46丁目の間、1番街の東側(右手)にツアーの集合場所となるビジターセンターがあります。

見学ツアー(要事前予約)

ツアーの所要時間約1時間平日の9:15~16:15分までほぼ30分間隔で開催されています。土日、祝日は休みで国連総会期間中は入れないこともあるので注意。

必ず事前予約が必要になります!公式ホームページから予約してください。料金は大人1人22ドル(2017年現在)でHPからクレジット決済できます。予約後は予約票をプリントアウトして持参してください。

管理人は英語ガイドのツアーに参加しましたが、時間によっては日本語ガイドツアーもあるのでHPで確認してみてください。なお、5歳以下のお子さんを連れての参加はできませんのでご注意ください。

厳しいセキュリティチェック!パスポート必須

ツアー参加者の入館はこちらのゲートからになるのですが、入館前に入館証の発行が必要でした。入館証はこのゲートの通りを挟んだ向かいにあります。

↑入館証の発行場所。こちらでプリントアウトした予約票パスポートを提出し、写真を撮った後に入館証シールをもらうことができます(家族の場合は代表者1名のみ)。パスポートが無いとそもそも入館できないので、必ず持参してください!なお、予約票は忘れた場合でも大丈夫みたいですが、あったほうが手続がスムーズです。

入館証シールを服に貼り付け、いよいよゲートへ。空港並みに厳しいセキュリティチェックがあります(さすが国連)。ペットボトルや刃物類、食べ物は持ち込めません。荷物を預けるサービスも無いので、荷物は身軽にして行ってください。

ツアー集合は開始時間の30分前に

ゲートを通過すると、右側にビジターセンターがあります。ビジターセンターに入ると、ツア集合場所の指示があるのですぐわかります。ツアー開始の30分前には現地集合の必要があるので、余裕をもって到着してください。15分以上遅れると予約は取り消しになってしまうようです。

↑ビジターセンター内にあった歴代事務総長の方々の絵画。見覚えのある方もたくさん。




見学ツアー開始

時間になると、ガイドさんが集合をかけてくれます。ガイドさんには様々な国籍の方がおり、管理人のときはブラジル人の方でした。参加者の国籍も様々。10名ほど参加者がいましたが、参加者の国籍も様々です。

そして、ガイドさんから事前に注意がありましたが、館内では写真撮影はOKですが、動画撮影や音声の録音は禁止されています。

この国連本部ぼ敷地は193の加盟国すべてに属する特別な不可侵エリアにとなっています。つまり、ここはアメリカに居ながらアメリカでは無い訳ですね。このエリア内は独自の警備、消防隊があり、また郵便局もあります(郵便局の紹介はまた下で)。

↑ビジターセンターから会議場へ続くエレベーターから見えた日本庭園と平和の鐘。こちらは加盟国である日本から寄贈されたものです。平和の鐘は60か国のコインを鋳造して造られており、平和への願いが込められているんだとか。

その他、国連本部内には、加盟国から寄贈された様々な品が展示されており、さながら美術館のようです。

会議場も見学できる

総会期間中で使用中でなければ、実際に使用されている会議場の中も見学することができます。

まず見学したのは、「国連安全保障理事会(安保理)議場(the Security Council Chamber)」。

後ろに巨大な壁画がありますが、大戦からの世界の再建や人々の平等を表現しているそうです。タイトルは『灰から飛び立つ不死鳥』。

「安全保障理事会」は実質的に国際連合の中で最も大きな権限を持っており、事実上の最高意思決定機関と言われています。常任理事国はアメリカ合衆国、イギリス、フランス、ロシア、中国の5ヶ国。他に10ヶ国の非常任理事国の、計15国から構成。社会科で習いましたね。

左右の壁のガラス窓の奥は通訳席で、各座席には同時通訳の声を聞けるイヤホンシステムが備えられています。

国連の公用語は英語、フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語、アラビア語の6つだそうです。なるほどこれによって、言葉の違う国同士でも円滑に会議ができるわけですね。

こちらは、中央に輝く金の国連エンブレムが印象的な「国連総会議場(the General Assembly Hall)」。写真を目にしたことがある方も多いはず。

敷地のほぼ中央に位置し、毎年9月~10月にある国連総会が開かれる場所です。とても大きいホールで、各加盟国に6席ずつ与えられており、加盟国すべての代表団を収容できるそうです。

この他にも、他にも経済社会理事会(the Economic and Social Council)や、信託統治理事会(the Trusteeship Council)の会議場を見学できました。

 

ガイドさんから国連の活動紹介

議場の見学と併せて、ガイドさんから国連の活動についての紹介があります。
会議場のある長い廊下に「PEACEKEEPING(平和維持)」「DISARMAMENT(軍縮)」「HUMANRIGHTS(人権)」といったコーナーがあり、関連する写真パネルや資料の展示がありました。

国連の平和維持軍はインフラの再建築、地雷の撤去活動、国境警備、医療の提供などを行っており、現在も様々な国で活動を行っているそうです。

↓国連が『2030年に向けた17の目標』を視覚的に表したイラスト。2015年の『持続可能な開発サミット』で締結されました。飢餓を亡くす、満足な教育などが項目に上がっています。

 

↓このモザイク画は、国連創立40周年を記念して、元大統領夫人のレーガン夫人から寄贈されたもの。ここには国境を超えてすべての民族・信教・人種を描かれているそうです。左に日本人らしき女性も描かれていますね。

銃をギターに変えようというメッセージが込められている展示。写真がわかりずらいですが、銃口がギターのネックになっているんですね。

広島と長崎の原爆の被害について紹介する展示も。被爆した長崎の教会の聖アグネス像が展示されています。アメリカではなかなか見られない原爆被害について訴えた展示。これも国連だからこそ出会えた展示なのでしょうね…




郵便局にギフトショップ

見学ツアーが終了した後は、ぜひともギフトショップと郵便局に行ってみてください。

郵便局ではパスポートに「国際領域」のはんこを押してもらえます。これが地味に嬉しかった。

ここでしか買えない国連切手の購入も可能ですし、実際にこの郵便局のポストで手紙やハガキを送ることができます。その場合ハガキに国連の消印が付くので送った人から喜ばれること間違いなし。

↓郵便局前の青いポスト

ギフトショップも他では買えないレアな国連グッズが購入できます。ギフトショップの売り上げは国連の活動に活かされるそうなので国際貢献になるのも良いですね。

庭のオブジェにも注目

ツアーを終えて国連の敷地から出る前に、時間があればビルの外もゆっくり見学してみてください。

↓イーストリバーを眺めることができます。

↓加盟各国から寄贈されたオブジェも多数。

↓特に印象的だったオブジェ。銃口は縛られています。

おわりに

見学時間は1時間と短い中、非常に充実した内容のツアーでした。視覚的な展示が多いのでお子様にもおすすめです。平和について考えさせられた時間でした。

↓本部ビルの近くでユニセフのビルも発見。

レクタングル大
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コメント

  1. たなかさま より:

    失礼します。質問です。今度国連ツアーに行くものですが申し込んだクレジットカードの名前とパスポートの名前が違うのですが中に入れるのでしょうか?

    • koarikui より:

      たなかさま

      コメント頂きありがとうございます。

      私が訪問した際は予約票とパスポートのみで見学ツアーに参加できましたが、予約票には決済に使用したクレジットカードの提示を求めることがあると書かれていました。予約票に問合せ用メールアドレスが記載されていたように記憶していますが、そちらに一度連絡してみてはいかがでしょうか?事情がわかりませんが、ご家族の方が代理購入した等の通常の理由であれば、おそらく問題なくツアーに参加できると思います。

      ニューヨーク旅行を楽しんできてください。