【最新】アリスとアマリリス・第7話(Kiss_2018年9月号)ありすに生まれた1つの希望【ネタバレ注意】

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アリスとアマリリス第7話『希望』
著者:小沢真理
掲載誌:Kiss2018年9月号掲載
出版社:講談社

『世界で一番優しい音楽』『銀のスプーン』で有名な小沢真理先生の新連載で、2018年Kiss3月号から連載されています。

待望の第1巻が7月13日(金)に発売されました!

とっても可愛らしい表紙!パパとママが結婚して…ありすが生まれて幸せな家族の1場面が描かれていますね。

★第1話~の感想はこちらから♪

ストーリー(ネタバレ注意)

同じ寮の住人だったマコトが引越してしまって、ありすは家でも学校でも一人ぼっちになってしまった。

特にマコトの影響で『モラー教』のきまりごとを逐一実行した教室では未だに変人扱いされていて、クラスメイトからも遠巻きにされている…

『まじない師』や『魔女』『カルト』と呼ばれてしまう始末。

前の学校に戻りたい…。前の学校のクラスメイトの姿を思い出して悲しくなるありす。思い出補正で茜坂くんもイケメンに思い出されるのだった。

一方、そのころママは。パチンコ店での勤務の休憩中。休憩室でお弁当をとっていた。

すると、同僚の化粧濃いめのギャル・今野さんに『ホールで入ってすぐにカウンターに異動になったのはおかしい どんな手を使ったのか』と聞かれる。

『妊娠したので配置換えをお願いした』とママが答えると『就職したてで妊娠?すごい無計画でびっくりなんだけど』と言われてしまう。

そこへ、上司のマネージャーが入ってきて、ママを呼びだす。喫茶店で話す2人。

マネージャーは今後のことを心配していた。マネージャーは顔が濃いめで顎が割れているが優しい良い人!

ママはぎりぎりまで働いて産んだ後もすぐに復帰すると言う。

復帰後、赤ちゃんの面倒はありすに見てほしいとママは思っていた。

マネジャーに『別れたご主人の子供をどうしてそこまで産むのか 心のどこかでご主人の帰りを待っているのか』と聞かれ、黙ったままのママ。

カウンターの仕事に戻ると、西村さんというポニーテールの女性が待っていた。

今野さんに『妊娠していて、しかも相手はマネージャー』と聞いたらしい。

強く否定すると、西村さんも『だよね』と理解してくれた。

普通に若く見える西村さんだが、実は働きながら2児を育てたシングルマザーだった。42歳で子どもは上が22で下が18とのこと。驚いて絶句するママ。

いなくなったパパを待ってなんかいない それなのになぜそんなに迷いがないのか

ありすの妊娠がわかったとき ママはまだ大学生で就職活動中だった。

行きたかった出版社の最終選考直前に妊娠がわかり、悩んだ結果 就職をあきらめて産むことを決めたのだった。

すでに社会人だったパパが喜ぶことはわかっていて、『結婚することも母になることも後悔させない』と言ってくれた。

そしてママは社会に出ることなく卒業と同時に結婚した。

『きみと生まれてくる子供を一生守り抜くから』、そう言ったパパの約束は果たされなかったが

頼れる人もなく 仕事も急場凌ぎで 借金取りから隠れるように暮らしているというのに

今のわたしが産むことに一寸の迷いもないのは あの頃と違ってすでに母だからだ

ママが仕事から帰宅すると、ありすは食器の片づけや洗濯物の取り込みもせず座ったままだった。明らかに元気がない。

ありすの様子がおかしいことに気づきながらも、ママはありすに『おなかの中にありすの弟が妹がいる』と打ち明ける。

来年の1月くらいに生まれるが、頼れる人がいないため、ありすにも家のことや赤ちゃんの面倒を助けてもらうことになる。でも今のありすの状態では無理かもしれない…と

それを聞いて、ありすは『ちゃんとお姉ちゃんになれるように頑張るから 赤ちゃんを産んで!』とお願いする。

そのころのあたしは両手をのばせば届くほどのちっぱけな世界で

両手にかかえきれない孤独と戦っていたから 生まれてくる新しい命を たったひとつの希望のように 暗闇を照らす光のように そんなふうに感じていた

次回第8話~ Kiss 10月号( 8/25 発売予定)に続く~

感想

新しい学校に馴染めないでいるありす。前の学校ではあんなに快活で友達も多かったのに…つらいですよね。

新しく弟か妹ができることにありすが希望を見出してくれたのはとても良かった。それをきっかけにありすの学校での様子も変わってくれることを願います。

ママの職場でも、ママにキツイことを言う人もいる中で…マネージャーや西村さんのように心配してくれたり、理解してくれる人もいるみたい。少し安心しました。

ママの過去のことにも触れられていましたが…一度も社会に出ずに、専業主婦になったのにはそんな理由があったのですね。母になったことで、以前より迷いなく産もうと思うことができた。

やっぱり新しい命の誕生は希望を与えてくれます。

次号の掲載も楽しみにしたいと思います!

↓未読の方はぜひ!おすすめしたい作品です。

レクタングル大
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