【最終回】アリスとアマリリス・第21話(Kiss_2019年12月号)お礼参りの旅!懐かしき東京で感動の再会続々【ネタバレ注意】

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アリスとアマリリス第21話(最終回)『道』著者:小沢真理
掲載誌:Kiss2019年12月号掲載
出版社:講談社

★第1話~の感想はこちらから♪

ストーリー(ネタバレ注意)

秋の連休にありすたち3人は東京方面に向かった。

それはお世話になった人たち、迷惑をかけた人たちにお礼とお詫びをするため。

あの日 借金取りからありすたちを逃がしてくれた茶畑郁さんとも再会を果たすことができた。どれだけお世話になったかわからない恩人、郁ちゃん。涙を流して喜んでくれた。

ココと2人、昔の自分の家の周りを散歩する。

父と暮らした最後の夜に、父母と歩いた川べりの並木道を歩いていると、

当時の同級生トゥモローにばったり遭遇(トゥモローには仙台で一度会っている)。

仙台でありすに会った時、ロードバイクで日本縦断中だったトゥモロー。

次の旅は海外を考えていて資金集めをしているらしい。

トゥモローには理一くんから連絡が来ていて、『おかけでありすと再会できた』と感謝していたという。ありすもおかげで誤解がとけたと感謝を伝える。

『理一だってあの家の子になりたくてなったわけじゃないからな…』とトゥモロー。

今度、みんなで飲もう!と約束して別れたのだった。

その後、郁ちゃんの家で、お世話になった北原弁護士も呼んで 皆でお昼からお寿司を食べた。

夜は母の実家へ帰るありすたち。

帰りは北原先生が車で送ってくれた。

長距離の移動で疲れてしまったココが眠ってしまうと、ありすも眠ったのかと2人に勘違いされる(実際はありすは眠ってない)。

北原先生が『ご主人とはもう復縁しないのか』と聞かれ、はっきりと否定するママ。

それを聞いて、『ぼくとデートしてください』といきなりの先生からの告白!

狸寝入りしたままありすは動揺するが…

ママはさして動揺する様子もなく『いいですよ』と応じる。

こんな年上でいいのかというママに対して、自分こそ年下で頼りないと思うという北原先生に『何度も助けてもらってますよ』と優しい笑顔のママだった。

その夜はおばあちゃんの家に泊まり、おじさん夫婦にも歓迎してもらった。

翌日は、かつてママが働いていたパチンコパーラーでママの元同僚の西村さんの家へ。

わけありの従業員が多かったから大して驚かないと、歓待してくれた西村さん。

話はありすたちが入ってきてすぐに引越したマコトの家の話題に。

マコトはかつて学校で孤立していたありすにモラー教の教えを説いてくれた男の子だ(ありすよりも1学年上)。

西村さんの息子たちの証言によると、今マコトは新宿の駅前で弾き語りをしているという。その様子を写した動画をみて驚くありす。

その翌日は、小仲の同級生でとても仲が良かったルナと渋谷で感動の再会。

ルナとは、理一くんとの再会後に、オーストラリアに留学中だったルナのFacebookにDMを送ったことで連絡を取り合うことができた。

ルナはありすの無事を涙を流して喜んでくれた。

理一くんとありすの今の関係を知っているルナに、理一くんの今の状況を話すありす。

理一くんのお父さんは今やっている全ての事業から引退することを決めたようで。

金融会社以外はお父さんと血縁関係のある息子たちが引き継ぎ、講談キャッシングだけを理一くんが引き継いだとのこと。

理一くんが望んだことだから、ありすは納得している。

その後、ルナについてきてもらい、行きたいところがあると2人は新宿へ。

新宿駅前で路上ライブしているというマコトを探すためだ!

そして路上でギターを弾きながら歌うマコトを発見!

まだ洗脳されているのでは…と一抹の不安を抱いたが、マコトの今を前向きに生きる歌詞を聞き、『マコトはもう大丈夫、わたしたちはもう大人の世界で人生を翻弄されていた小さくて非力な子供じゃない』と感じるのだった。

ありすとマコトは言葉は交わさなかったが、去ろうとするありすにマコトは気づいていて、グーサインを送ってくれた。

それぞれの人生を自分の足で歩きだす。

ありすが東京に来て最後に会った人物は…

もちろん理一くん!

理一くんは講談キャッシングを継いだものの、それはその会社を無くすことが目的だったのだ。

昨日廃業手続きをすべて終わらせたが、今後は過払い金の返済や行き過ぎた取り立てで苦しんだ人たちのケアは続けていくという。

そしてそれもすべて終わったら、理一くんは家を出ることを告げた。

『ただの貧乏学生になった僕でも 一緒にいてくれますか?』とありすに告白。

その言葉に涙を流して『よろこんで』とありすは答えたのだった。

手をつないで並木道を歩きだす若い2人。

~おわり~

感想

単行本4巻で完結の最終回!

最終回らしく、今までのキャラクターがたくさん出てきてくれましたね。

恩人の郁ちゃんと涙の再会が出来て本当によかった!

そして北原先生にも!北原先生今、いくつなんでしょう…

登場時まだ20代半ば?とかで7年後なので、30代ですね。見た目全然変わってなくてイケメンのままです(笑)

やっぱりママと最後イイ感じになってましたね。

ママも美貌衰えてないですし、なんといっても大変な境遇の中、1人で娘2人を立派に育ててる姿に惚れたんだろうな…!

個人的には第6話で出てきたマコトがモラー教信仰から解き放たれて?前に進んでくれていて良かったです。まさか路上ライブアーティストになっていたとは驚きでした。

ありすがココとかつての家の周りを散歩するシーンは第1話とフラッシュバックして切なさがありますね。この作品は本当に展開が早くて、ありすたち家族(父不在)の7年間が単行本4巻に凝縮されてるわけですから。

振り返ると本当にいろんなことがあって乗り越えてきたんだなぁというのがわかります。何度も逃げるように引越したりね…

だからこそすべてが片付いて、こうしてかつてお世話になった人たちと感動の再会ができて本当によかったです。

その手助けをしてくれた理一くんとありすが最後、一緒に歩ける未来が提示されていて。

ありすにとって理一くんは初恋ですからね。いろいろと感慨深い!

明るい未来を感じさせてくれる最終回でとっても素敵だったと思います。

小沢先生の次回作も楽しみにしたいと思います。お疲れ様でした!

↓未読の方はぜひ!おすすめしたい作品です。

レクタングル大
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