ブルーピリオド(30話)新たな課題は『東京の風景』!江戸東京博物館で食わず嫌いを克服【感想ネタバレ注意】

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『ブルーピリオド(第30話 食わず嫌いアカン)山口つばさ先生』ネタバレ&感想です。

1月25日発売のアフタヌーン3月号に掲載されています。

前話&最新話のネタバレ&感想はこちらから♪

江戸東京博物館へ!!八雲と鉢呂

油絵科の鉢呂健二の部屋に泊まっていたらしい同じく油絵科の村井八雲

八雲は、鉢呂の部屋で酔いつぶれて全裸で寝ていた…

そのうえ腕に刺青入ってるし、『最強』とかかれた一升瓶を抱えてる。

今日は、1年の油絵科全員で両国の江戸東京博物館に取材に行く日。

一緒に博物館まで行く鉢呂と八雲。八雲は、鉢呂の部屋の床が硬いと文句を言う始末。

油絵科で八虎の自己紹介を見て、八虎に興味をもったらしい八雲。

集合場所に八虎がいるのを見て、さっそく近寄っていく。

一方の八虎はスマホの中のアイドルの動画に夢中だった。

芸大最初の講評でボロクソに言われてから自暴自棄になっていたが、

とりあえず勉強の前にいろんなものに触れてみようってことで、

桑名さんにオススメ聞いたところ、『アイドル!』と教えてもらったのだ。

すごい勢いでアイドルを勧められて正直あんま興味なかったけど…

やっぱ食わず嫌いダメなんだなー自分じゃ絶対見なかったけど
サッカーもアイドルも人が頑張ってる姿見んのってすげー勇気もらえ…

そこで、いきなり八雲に話しかけられ、驚く八虎!

八雲が自己紹介のとき自分のこと最強っていってた人!という認識はあったが、名前がなかなか出てこなかった…。

そこで改めて、八雲と鉢呂から自己紹介を受ける。

八虎と八雲で88コンビ!

鉢呂も入れたら3つバチじゃねーか!

ハチ同士仲良くしようぜ〜

とテンション高めに絡まれる。

テキトーにスルーしようとする八虎だったが…

俺 自己紹介で八虎のこと一番印象に残ってるぜ。

一番ヘラヘラしてただろ。

と、八雲に言われ、

『あ こいつ無理かも…。』

と八雲に苦手意識を感じる八虎だった。

今回の課題!

油絵科メンバーが集まったところで、助手の夢崎から改めて課題の説明がされた。

教授側の引率は猫屋敷教授だ。

1年油画 2つ目の課題は ”東京の風景”

風景といっても見たままの風景だけじゃなく、

いろんな歴史、文化、流行の表層に今の風景があると考えられる。

作品はマケットと絵画作品の2点を提出で、中間講評は6月18日最終講評は7月6日。

今日はその足がかりとして江戸東京博物館を見学するのだ。

江戸東京博物館は名前の通り江戸から近年までの歴史博物館であり、中には素材も大きさも当時と同じ日本橋のジオラマがあった。

博物館の大きさと資料の多さに驚く学生達。

各自思い思いに見学していく。

一人、ガラスケースの前で見学している世田介くん。

前回の課題”自画像”の講評のとき、猫屋敷教授から言われた

……これは なんのために描いたの? 君はさ…こういう… …まぁいいや

という言葉を思い出していた。

あのとき教授は何を口ごもったのか…

大体何のために描いたのか理由が必要なのか?と釈然としない。

そこへ、体験展示用の大名かごを担がされた八虎(乗っているのは八雲で無理矢理担がせた感)が世田介に声をかけるが…

完全にひいてる世田介に無視される。

八虎の見学タイム

その頃、八虎はやっと八雲たちから抜け出せた様子。

龍二とは違うタイプのナルシストである八雲にすっかりお疲れモード。

ああゆう自信家に振り回されるのマジで腹立つな

気持を切り替えて課題について考えるも、

前回の講評から課題へのモチベーションが低くなっていた。

今の俺に大事なのは勉強より
ちゃんと立ち止まっていろんなもんに触れて
いろんなもんに心動かすことだ

自分が素直に少しでもワクワクする気持ちを大事にしようと考える八虎。

そういう意味では、
東京の歴史というものにあまり興味を持ってはいなかったが…。

たまたま近くの歌舞伎小屋の展示からガイドさんの解説が聴こえてきた。

歌舞伎は昔、課外学習で行った気もするが、ほとんど覚えていないし、伝統芸能は敷居が高い感じがしていた。

しかし、ガイドさんの

『二枚目俳優』と言うのは歌舞伎が語源、

浮世絵の『美人画』はグラビア、『役者絵』は今でいうジャニーズのブロマイド

歌舞伎は庶民のエンターテイメントだった

という解説を聞いて、『歴史ってなんか思ってたより俗っぽい?』と意識が変わっていく。

そっか家と文化も元々あるわけじゃないみんな人が作ってくものなんだ

知識ってすごいな

ちゃんと見てたはずなのに全然見えてなかった気さえする

東京の歴史の面白さに気づいた八虎。

なんと、そのあともボランティアガイドさんに頼んでもう一周していた!

やっぱり人に聞くとその場で質問もできるし頭に入ってくる!

一気に課題に対するハードルが下がり、

中間公表に向けてさっさと終わらそう!と意気込む。

課題の難しさ

しかし、見学から1週間後…

歴史の情報量が多すぎて今度は全然作品にまとめることができない…

調べることが楽しすぎて、時間があっという間に過ぎていくことも裏目に…

改めてこの課題の難しさに気づくのだった。

気持ちを切り替えるため、いつもの渋谷のスポーツバーに高校のときの仲間と楽しむも、

頭では課題について考える。

風景とか歴史のどこを選び取って作品にするかっつーことなんだろうけど

できることとやれることとやるべきことがぐっちゃぐちゃになってる…

しかしふと、 前にも同じ課題をやらなかったか!?と気づく八虎。

八虎が美大を目指すきっかけとなった高校の美術の時間での課題、

『わたしの好きな風景』で描いた青の渋谷の絵だ!

懐かしい!!

あの時は全然下手くそだったしめちゃくちゃ感覚的な絵だったけど今より知ってる事が少なかったからシンプルにまっすぐ描けたんだな

だったらもっかい渋谷のこと描いてみるか。

テーマは決まった。

ただコンセプトを描くためのノートは真っ白なまま…

これをどう作品いするのかが難しいのだ…

一方、シーンは変わり、藝大の研究室。

助手の夢崎と猫屋敷教授が今回の課題について話していた。

作品を作るときの思考の過程 情報の取捨選択

それに加えて油絵専攻の人が普段作らない立体物

触らない素材に触れることによって強制的に表現の幅を広げる

表現と感性の幅を広げ それを作品に起こす

作品の基礎をかつプロでも頭をひねる課題

1年生のこの時期の課題としてこれ以上ふさわしい課題はないと言う夢崎。

嬉しそうな猫屋敷教授、

中間講評まであと1週間、学生たちがどう足掻いてくれるのか楽しみにだという。

~第31話につづく~

感想

今回のテーマはずばり 食わず嫌いの克服

でしたね!

八虎がアイドルの動画に癒されてるのは意外でした(笑)

桑名さんからの紹介だったんですね。

そして今回の博物館見学を機に一気に距離が縮まった感じの油絵科1年生メンバー。

こういう課外活動って一気に学生同士仲良くなりますよね。

誰とでもうまく付き合っていくのが得意な八虎にとって、ピンポイントで無理!!なタイプが八雲なんですね(笑)

特に地雷だったのが、『自己紹介のときにヘラヘラ』と指摘されちゃったことかな。

自分にとっては超苦手だけど、相手にはめっぽう気にいられてしまった様子で。

今後も絡まれていくんだろうな~八雲に。

こちらも食わず嫌いせずに、深く話したら分かり合えるかもしれませんね。

八雲とつるみながらもすごい常識人ぽい鉢呂くん(見た目は怖いけど)。

彼はどんな作品をつくるんでしょうかね~。

世田介くんも少しですが登場していました。

猫屋敷教授に『自画像』の講評の時に言われたことを気にしていましたね。

ちょっと意外だったかも。基本彼は人から言われたことを気にしなそうなイメージだったので(笑)

でもほんとに教授は何を言おうとしていたんでしょう。

そのうち明らかになるといいですね。

他のメンバーがどこまで真面目に博物館内を見学したかわかりませんが、さすが八虎は真面目(笑)!

最初は全然興味なかった東京の歴史だったのに、最終的にガイドを2回聞くぐらい勉強してましたね。

『歴史』という食わず嫌いは克服できたのではないでしょうか。

歌舞伎の解説はふつうに面白かったので、私も江戸東京博物館行きたくなっちゃいました~。

課題に興味は持てたものの、そこから制作に結び付けるもはやっぱり大変なんですね。

さっそく行き詰った八虎ですが、息抜きに仲間と渋谷に繰り出す余裕が出たのはいいことですよね♪

そこで渋谷をもっかい描こうとなってくれたのも楽しみです!

どんな作品になるんでしょうか。わくわく。

そして、ラストの夢崎さんと猫屋敷教授のやり取りでこの課題がめちゃくちゃ高難度ということがわかりました。

そもそも油絵専攻なのに、立体物作らせる課題とかあるんだって意外でした(素人目線)。

課題ひとつにも、出題者側の意図がしっかり込められてるんですね…

これは大変だー。

ところで猫屋敷教授って見た目若いですよねー。学生と変わらないっていうかロリ。

いくつの設定なんでしょう?このまま年齢不詳でいくのかな~♪

次号も楽しみにしたいと思います。

レクタングル大
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