【最新】ブルーピリオド(35話)八虎・世田介・橋田の3人で巨匠ベラスケス展へ!【感想ネタバレ注意】

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『ブルーピリオド(第35話・何も描けなくて…夏)山口つばさ先生』ネタバレ&感想です。

7月22日発売のアフタヌーン8月号に掲載されています。

ブリ―ピリオドが第44回講談社漫画賞総合部門を受賞したそうです。

『マンガ大賞2020』大賞受賞でのダブル受賞!おめでとうございます!

最新第8巻は2020年9月23日に発売予定です~(^▽^)

前話&最新話のネタバレ&感想はこちらから♪

藝祭が終わっての夏休み

藝祭が終わって1週間。

やっとのんびりできる夏休みがはじまった。

「みろよ小さいカニだ!」はしゃぐ三人とは反対に、どこかぼーっとしている八虎。夏休みに高校の仲間たちで釣りに来たのだ。

旅行こそ行けなかったが、たまに遊んでいる。大学の授業がはじまるのは10月からなので9月はまるまるのんびりできる。

長い夏休みを羨ましがられても、学生で金がないから図書館に入り浸ってると答える八虎。完全に文化祭に燃え尽き抜け殻状態。

釣りを終え帰宅後、八虎は動画を参考にしながらアジをさばき始め、自身の夏休みの過ごし方を振り返っていた。

釣りしたり読書したり…八虎は大学生の夏休みを満喫しているものの、一枚も作品を描いておらず、このままで良いのか少し悩んでいる様子。

そんなキッチンを横目に慌ててテレビに走る母親。最近ハマっている『美術の森』というテレビ番組を観るためらしい。

その日の特集は17世紀スペイン絵画の黄金時代を築いた巨匠、ベラスケスだった。
八虎は「上手いだけの何がそんなにいいの?そこにテーマとか表現がないと…」と冷淡なコメント。

食事中も最近の自分を振り返る八虎。充実してるけどどこか満たされない、ずーっと喉に小骨がつまってるような違和感を感じていた。

お久しぶりな3人で美術館

久しぶりに美術館にでも行こうか…と思案していると世田介から連絡が。橋田と三人で上野の西洋美術館にベラスケス展を見に行くことに。

ベラスケスには全く興味がなかった八虎だったが…

美術史にも詳しい橋田の解説もあり、時代ごとの流行やベラスケスの超絶技工とその後の印象派に与えた影響について学ぶ八虎。

ベラスケスについてはあの世田介も文句なしに褒めており、それも驚きだ。

現代の流行だとベラスケスのような写実的に「うまい絵」が描けても評価はされ辛いが、うまい絵にも意味があることを学び、作品の悪い部分を見がちな最近の自身の斜に構えた視野の狭さに気づき、喉につっかえていた「魚の骨」が取れた気がした八虎なのであった。

絵画鑑賞を終え、カフェで話す三人。橋田から世田介が高校時代、特進コースだったことを知る。世田介は母親の「この子は絵しかないから…」という一言に反発するために特進コースに進んだとのこと。

橋田の3歳の世田介の絵が上手いという一言をきっかけに三人は世田介の家へ行くことに。

八虎はあまりの上手さに驚き、絵も上手く頭もいいのか~呆然としてしまう。同時になぜ普通科に進んだのに藝大を目指したのか不思議に思うのであった。

帰宅後、久しぶりに筆を持ち、絵を描き始める八虎。
結局、絵画の正解は見つけられず終いではあったが、それは一旦置いて、釣りで見つけたカニを写実的に、シンプルに描き上げたのだった。

夏休みも終わり、後期授業がはじまった。生徒たちが教室に集まっている中、担当教授の盧生教授がまだ来ていない。
どうやら教授は大学に行く途中の道で転んでしまったようで…鼻血を出している。そこに八虎は偶然居合わせてしまい、カオスな状態…!

第36話へ続く~

感想

今月号も面白かったですねー。

藝大祭が終わって、やっと大学生らしい夏休みが始まったわけですが。

大学生の夏休みといえば釣りなのかな? なんとも健全(笑)

最初に出てきた小さいカニ。

そのカニが、八虎が夏休み中に描いた唯一の絵だったというのが面白い。受験生のときは毎日の絵を描いてきたのに、いざ美大生になると描かなくなっちゃうものなんですかね。

槻木教授の『それ絵画でやる必要ある?』という言葉がずっと引っかかっているせいで悶々とした日々を過ごしていましたが…そういうときはやっぱり外に出て、新たに刺激をもらうのが一番ですよね。

予備校時代の橋田、世田介との3人のやりとりがまたみれて嬉しかったです。

行先はベラスケス展!

ベラスケスといえば、『ラス・メニーナス(女官たち)』とか有名ですよね。

美術の教科書にも載ってたし、テレビでもたびたび特集されたり、ベラスケスの名前だけは知ってるという方多いのではないでしょうか。

でも具体的に何がすごいのか知らなかった…

そうかベラスケスはとにかく『上手い』のか!

印象派と繋がってくるというのは、八虎と同じく、『なるほどっ』って同調してしまいました。

橋田のおかげで勉強させられるシーンが多かったですね。

橋田の解説がわかりやすくて!!流石、美術の変態!

橋田は将来、アーティストの道に進むのかまだわかりませんが、その知識を活かした職業に就いてほしいですね。

そして、絵の評価に厳しすぎる世田介が、巨匠とはいえ、手放しでひとの絵を褒めたのが新鮮でしたね。あの世田介に『後にも先にもこの人より上手い画家っていない』と言わせるベラスケス。

ベラスケスの絵、いつか本物を近くでみてみたい…ものです。

しかし、作中の上野の西洋美術館。すごく空いていて、絵を近くでゆっくり見放題な感じだったのでうらやましい。ベラスケス展なんてやろうものなら連日、大混雑なイメージしかないので…(笑)

今月号で夏休みも終わり、これから後期の授業が本格的に始まりますね。

ラストの展開で、まさかの盧生教授が転んで鼻血!?見た目とは裏腹におっちょこちょいなのか教授…。

次回も楽しみですね!

レクタングル大
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