【最新】長閑の庭・第28話(Kiss_2018年11月号)幸せいっぱいのクリスマス…から一転!?【ネタバレ注意】

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長閑の庭(のどかのにわ)第28話
著者:アキヤマ香
掲載誌:Kiss2018年11月号掲載
出版社:講談社


☆最新6巻が2018年7月に発売されました!

『長閑の庭』は隔月連載です♪前回までストーリーが気になる方はこちらをどうぞ♪

以下、ネタバレ含みます。

ストーリー(ネタバレ注意)

病院から検査の結果良くない結果を聞いてしまった榊教授。旧知の医者から『先が短い可能性がある』と告げられた。

クリスマスまであと僅かの12月半ば、卒論修論で慌ただしい中、榊教授は教授室に居てもどこか上の空だった。いつもと様子がおかしい教授の様子に気づいた田中さん、『若い彼女に心配させちゃ駄目ですから』とからかう。

一方、元子は食堂で樹里ちゃんと女子トーク中。彼(教授)との普段の過ごし方を聞かれ、赤面しながら、週2~3回一緒に帰っていること、仕事の手伝いも兼ねて自宅に行ったときは一緒に読書をしているとを話す。何をするわけでもないが、ゆったりとした空気の中で存在している…それが居心地がいい

穏やかな表情で話す元子。樹里ちゃんも『前より顔が優しくなった』と言ってくれた。

その日の夕方いつものように一緒に帰る2人。クリスマスに教授の家にケーキを持っていく約束をするが、教授の雰囲気がいつもと違うことに気づくが、その裏に隠された真実にはまったく気づかない。

クリスマス直前、自宅のキッチンでクリスマスの練習用のガトーショコラを作っていると、仲良しの祖父が。いつものように25日にクリスマスパーティをしようと誘うが、今年は予定が…と断る元子。

ショックを受ける祖父が元子の母がなだめる。母は元子の父との離婚後、祖父と一緒に元子を育ててくれた。元子がクリスマスに一緒に過ごす人がいることを喜ばしいと言ってくれた。

改めて家族の大切さを実感する元子だった。

そして遂にクリスマス当日。今日は特別な日、いつもよりおしゃれをして、料理もケーキも作った。仕事の手伝いではなく、恋人として教授の家を訪れることに喜びを感じる。

教授もタンシチューをつくって待っていてくれた。食事の準備をするため、2人でキッチンに立つと、いつもより顔の距離が近い。一瞬、キスをされるかと思ったが、教授がためらいすぐに離れてしまう。

食卓では、クリスマスらしくリースを飾り手作りの食事を楽しむ。話は弾み、教授の休日の過ごし方の話に。なんと教授は園芸に興味が沸いていて、ベランダで薔薇を育てているという。

冬は休眠期間で花をつけていない。『春に咲かせられればいいが…』と教授は暗い表情をのぞかせる。

元子が、映画館の席で待ち合わせすれば目立たないため、一緒に映画に行こうと誘うと

『本来ならする必要のない気遣いを君にさせてしまっている すまない』と謝罪するのだった。

しかし、元子自身は『なにひとつ不満を感じていない』と笑顔で答える。その答えを聞いてやっと教授は微笑んでくれた。

夜も更け、最寄りのバス停まで元子を送る教授。『これ以上ないくらい 幸せなクリスマスを過ごせた』と言う教授は別れ際に元子に手紙を渡す。

手書きの手紙に、ドキドキしながらバスの中で手紙を開けるが…

朝比奈くん

この様な姑息な手段を使ってすまない それでもこれが一番良い方法と判断した

やはり僕はこの関係を解消したい

君は僕にはもったいない程に素敵な人間だ だからこそ本来は

もっと若く希望のある者と愛し合うべきなのに

僕は君の気持ちを受けて甲斐性もなく完全に舞い上がってしまっていた

”恋愛ごっこ”はこれで終わりにしよう

~次回第29話~ Kiss 1月号( 11/24発売予定)に続く~

感想

今の季節は秋のはじめですが、『長閑の庭』はクリスマス真っ盛りです。ドイツ文学の研究室が舞台ですから、クリスマスの雰囲気がすごく良くこの作品に合ってますよね。

リースとかシュバルツバルダのケーキとか、登場する小物やクリスマス料理が素敵でした。

さて…本題ですが、幸せなクリスマスからの落差がすごい…。

でも、あの教授が『これ以上ないほど幸せなクリスマス』と言ってくれるなんて。そして最後の手紙から元子への想いが伝わってきて、教授にとってこの決断がどんなに辛かったかわかります。

だからこそ面と向かって言うことができなくて、手紙に書いたのでしょうが…。そして手紙には真実(自分の余命のこと)は語らないままでしたね。だからこの手紙を読んだだけでは、元子は納得いかないというか、『恋愛ごっこ』とまで言われてしまい本当に可愛そう。

そうまで書かないと別れに納得しないだろうと、教授なりの優しさのワードチョイスなんでしょうけど。

せっかく恋人同士になる決意をした2人なのに、また逆戻りしてしまうの!?と切ないですが、次号の掲載まで楽しみに待ちたいと思います。

レクタングル大
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