『来世は他人がいい(第17話 無関心ならいっそ嫌われたほうがいい⑤(前編)』のネタバレ&感想です。
3月25日発売のアフタヌーン5月号に掲載されています。
2017年秋からアフタヌーンで連載開始、2019年5月23日に第3巻が発売されました!
ストーリー(ネタバレ注意)
小津と男たち
大阪のホテルのバーラウンジには、小津と男3人が同席していた。
男のうち2人は、以前 赤座しおりに雇われていた半グレ。霧島にボコボコにされた過去があるため、霧島に恨みを持っている。
本当に霧島が来るんだろうな!?と怒り心頭の様子。
菜緒に霧島と貸し倉庫に行くように伝えているため、ここには来ない。と小津。
その貸倉庫にはあらかじめ別の仲間を待ち伏せさせているため、そこで霧島を消耗させるつもりのようだ。
霧島がここに来ないこないことを知りキレる半グレを赤パーマの男が上から目線でいさめた。
小津の指示で、今霧島と菜緒がいるホテルに仲間を張らせているが、約束の場所に動く気配がなければ30分後に全員で乗り込む手はずのようだ。
ここで、赤パーマの男が『アザミ』という男が大阪に着いたため、小津に挨拶してこいと促す。
少し、緊張した様子の小津。
吉乃、霧島、翔真 動く
引き続き、吉乃と霧島 電話中。
バーラウンジの上から男たちを見ている吉乃。
なぜ吉乃がそこにいるのか?と霧島が問うと、
菜緒から連絡がきた後、小津が神戸で借りている3つのマンションを張っていたからだと言う。
そのうえで、小津が指定した場所に待ち伏せ覚悟で行くのか、4人しかいないこの場所に来るか霧島に問う。
どうやら霧島は赤いパーマの男に覚えがあるようで…
吉乃に小津以外の3人は吉乃の顔が割れていることを伝え、今すぐそこを離れるように指示するが、
逆に『アンタ 今から わたしの言う通りに動くのよ』と命令されてしまう。
霧島は吉乃との電話と変更しながら、菜緒にこのホテルの部屋を出る準備をするよう指示。
一方、翔真。
バイクをとばして大阪梅田に到着した翔真だが、吉乃のLINEからは返事がない。
そこへ非通知設定で霧島から電話が。
霧島は、西区にあるアルバトロスというカラオケ店の211号室に吉乃がいるため、今すぐ迎えにいってほしい。と翔真に頼む。
あの人になんかあったら死んだほうがマシやと思わせたる…と殺気だつ翔真だが、
イラつきながらもカラオケ店に向かう。
アザミという男
アザミに挨拶にきた小津。
アイツらのくだらない復習に巻き込まれて 金もかかるしいい迷惑とぼやく小津だったが、
終始無言のアザミに睨まれだまる。
吉乃、小津に接近
アザミと別れ、再び1人バーに戻った小津に 大胆にも吉乃が接近。
まったく別人の女子大生を装い、小津と同席して談笑する。
当初、小津も霧島が差し向けた女か?と疑うが、この場所がわかった時点で霧島なら一人で来るだろうと疑念を払拭した。
カラオケ店にて
カラオケ店の211号室には菜緒がひとり、うなだれていた。
霧島とホテルの部屋を出た後、いつになく冷静さを欠いた霧島にここまで引っ張られてきたのだ。
小津の居場所を教えて解放されると思っていたのに、訳も分からず巻き込まれて相当疲弊した様子。
そこへカラオケルームのドアを開け入ってきたのは翔真だった!
『…誰やお前』と翔真。
霧島の指示どおり吉乃のGPSと同期しているスマホを渡し、逃げようとする菜緒だったが、翔真に『お前も来い』と腕をつかまれ、部屋の外へ連れ出されたところで…
霧島を追って、小津の仲間のチンピラ3人と遭遇。
霧島がすでにカラオケ店にはいないことを知り、3人は相当苛立った様子。
そこで、染井吉乃をみつけたら徹底的にヤってやれ!
との発言を聞いた翔真がブチ切れ
男の顔に膝蹴りを入れる!!
倒れこんだ男に翔真が一言、
お前みたいなカスが 口に出してええ名前とちゃうんじゃボケ 殺すぞ
~第17話後編につづく~
感想
先月号が休載だったので、待ってましたの今月号でした!
物語が急展開って感じで読み応えありましたね。
まず冒頭から、
懐かしいキャラが再び登場してましたね。
思わず2巻を読み直しました。
赤座しおり編で登場して、霧島にボコボコにされてた半グレ!(笑)
まさかここで再登場するとは。
確かに、あの件で相当霧島に恨み抱えてるでしょうね。
そしてまたまたヤバそうな新キャラが。
『アザミ』という男。
終始無言だったんですが、眼つきとか雰囲気からやばい雰囲気でまくりです。
もちろんヤクザなんでしょうが。所属とかはまだわかりません。
今回の発端は、赤座しおりの件で報復したい奴らの声に応えるていで始まったんでしょうが、裏にはもっと大きい思惑がありそうですね。
小津が吉乃の顔を知らないことを知り、大胆にも直接接近してしまうとは、さすが吉乃度胸あありますね!小津から何か聞き出すつもりなんでしょうか。
吉乃18歳なのに、大学4年生設定でも全く違和感ないのがすごい(笑)
小津に『見た目は好みじゃない』とか言われちゃってましたが…
美形の女とみれば利用してやろう感が満載だ。
菜緒、踏んだり蹴ったりですね…
自業自得?とはいえ、どんどん面倒ごとに巻き込まれちゃってます。
翔真は吉乃はいると思ってカラオケ店に突入したわけですけど、いたのは知らない女だったわけなので、怒り心頭。
更に吉乃のことをヤる発言を聞いて完全にキレちゃってます。
地雷ふんだなー。
霧島同様、翔真も相当ケンカ強いことがわかりました。
次回は乱闘シーンがみれるのでしょうか。
楽しみだ!!
★小西先生の初連載作品『春の呪い』の感想をこちらの記事で紹介しています♪
↓第1巻には1話~3話が掲載♪
↓第2巻には4話~9話が掲載♪