口から胃カメラ検査を受けた感想。前日の過ごし方から当日の検査まで。

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先日、胃の調子が悪くて病院に行ったところ、なんと胃カメラを飲んで検査することになりました。今回はその体験談をご紹介します。

突然の胃カメラ宣告…

先日、胃の調子が優れなかったので病院に行きました。症状を説明し問診を受けると、「念のため胃カメラ検査をした方が良い」とドクターから衝撃の一言が。

驚きながらもドクターと胃カメラ検査日を調整し、別室にて看護婦さんから胃カメラ(内視鏡検査)について詳細説明を受けました。

方法は2つ!鼻から?口から?

「鼻から」と「口から」の2タイプあるそうです。

説明を受けるまでは 鼻かな?とか思ってましたが、何やら麻酔をすれば寝ている間に胃カメラは終わってるから鼻でも口でも変わりないとか。

寝ている間に検査は終わる?!胃カメラといえば、うぇってなる苦しい検査だと思っていましたが、そんな楽勝な検査なのか…!!

管理人は口からの検査を選択。口からの方が大きいカメラを入れられるため胃のなかは観察しやすいそうですしね。

看護婦さん曰く、個人差はあるものの大抵の人は寝てる間に終わるとのこと。

楽勝検査と思われたものの、人によっては…?

その日の病院が終わり、帰り際に母へ検査を受けることになったと電話をした。

そこで思わぬ事実が明らかに…。

母「私も麻酔して胃カメラしたことあるけど、全然意識あったよ。病院が違うから麻酔のかけ方も違うかもしれないけど。」
私「………。」

急に胃カメラ検査が怖くなりました。さっきまでの安堵感は何処へ…。色々悩みましたが、検査しない訳にはいかないので、あまり深く考えず受けてみることに。



前日の準備

検査に際して食事制限は厳しくなく、私の病院は以下の通りでした。

・夕食は消化の良いものを
・検査前日21時以降は食べ物NG (水、お茶はOK)
・検査当日は水、お茶のみOK

当日の様子【下準備編】

食事制限も難なくこなし、検査当日に。時間に余裕を持って病院に到着し、平気な顔をしているが内心ドキドキでした…。しばらくすると看護婦さんに呼ばれ、検査に向けて下準備が始まりました。下準備は次の3ステップでした。

ステップ1:麻酔用の点滴針を腕に刺す

イメージは点滴ですね。腕に15センチくらいの薬が入ってこない点滴グッズを取り付けます。
検査室で麻酔(鎮静剤)を入れるので、事前に注射針を刺して準備しておくとか。

看護婦さんは慣れた手つきで私に射し、びろ~んとなった管と腕をバンダナでくるくるっと巻いて、さぁ検査室に移りますよ~!とアテンドスタート。

若干きつく縛られたからか、注射針が変な方向を向いてるような違和感でいっぱいでしたが、そんな事を申し出る暇もなく移動開始。

ステップ2:胃洗浄液を飲む

胃の中を綺麗にする薬を飲みます。見た目は片栗粉を溶いたような白色でした。量は150mlくらいかな?小さい紙コップで出てきたのをグビッとイッキ飲み。

味はあまり癖のない感じでした。スポーツドリンクのような味です。

ステップ3:喉の麻酔用ゼリーを飲む

検査前の支度ではこれが一番辛かった…

看護婦さん「口を大きく開けてください~!」

針のない注射器でちょっと変な味のするゼリーを喉めがけて注入されます。で、注入された後が大変でした…。飲み込んではダメで、喉に5分間ゼリーを滞留させなければなりません

椅子に座って頭を後ろに だら~んとして状態で5分間ゼリーとの戦い。ゼリーがどんな味か表現するのは難しいですが、どことなく歯医者さんで感じたことある味かもしれません。

途中ちょっと飲んでしまったり、むせそうになったり、なかなか上手くできませんでしたが、何とか終了。

舌の奥がしびてれるかな?ってくらいの効き目でした。

当日の様子【検査編】

下準備が完了し、いざ胃カメラとの対面です。

検査台に背中を丸めて、横を向いた状態で寝るように指示を受けます。
ズボンのホックも外してお腹回りの締め付けゼロにします。

胃カメラを入れやすくするマウスピース?(おしゃぶりの真ん中に穴が空いてる感じ)をくわえ、落ちないように紐でマウスピースを固定されます。わりとしっかり固定されるので、この時点で若干どぎまぎ。

喉に麻酔がかかっていて唾液を飲みこもうとすると気管に入り危険だから、飲み込もうとせず吐き出すよう言われます。

ドクター「じゃあ鎮静剤いれますね~!検査終わったら起こしますのでね~!」

事前に準備した腕部点滴から鎮静剤が入れられ、さぁ、寝れるかな~と思い目を閉じました。そこからはうろ覚えで、次にしっかり意識があったのは胃カメラが胃の中に入った後でした。意識が戻ってからはカメラのチューブが喉にあることが分かり、数回うぇってなりました。

その後まもなく検査は終わり、カメラは抜かれて 看護婦さんに「お疲れさまでした~!」と声をかけられ、安堵しました。

なお、検査に要した時間は下準備+検査で1時間くらいでした。

検査終了後は?

検査後、麻酔をさますため、1時間ほど病院で寝ました。なお、当日は自転車や自動車の運転は控えるよう指示を受けました。帰路で事故に遭っては元も子もないので、しっかり守りましょう。

検査を受けてみた感想

検査前に説明されたような「眠ってる間に検査が終わる」というハッピーパターンにはなりませんでしたが、許容範囲内の辛さでした。

検査中に看護婦さんが背中あたりに居てくれ、励ましてくれるのはホントに心強かったです。こればっかりは看護婦さん次第ですので、どうすることもできませんが、「不安なので傍にいて欲しい」と自ら伝えるのも手かもしれません。

これから初めての胃カメラ検査を控えている方の参考になれば幸いです。

レクタングル大
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