アメリカは一部の大都市を除いて電車やバスがあまり発達していないため、レンタカーを借りて旅行するのがおすすめです。車旅行において一番の悩みの種はなんといっても駐車場探し。場所によって路上駐車OKの道路も多いですが、基本的に路駐OKか否かは縁石の色で見分けます!
アメリカの路上駐車における注意点と、今回は路上パーキングメーターの利用方法についてご紹介します。
Contents
路上駐車では縁石の色に注意!
路上駐車が可能な道路かどうかは基本的に縁石の色で見分けます。
白:同乗者の乗降のため一時期に駐車する場合のみ駐車可能。
黄:荷物の積み下ろし時のみ駐車可能(ただし運転者は降車禁止)。
赤:いつでも駐車禁止。
緑:標識や縁石に記載されている限定された時間のみ駐車可能。例えば『2Hour Free』と記載あれば2時間以内は駐車可能と言うこと。
青:身体障碍者車両など特定車両のみ駐車可能。
いろんな色があって混乱しますね(笑)。意外によく見かけるのが緑。短時間の駐車であれば無料だったり、非常にありがたい存在です。しっかり標識の内容を確認するようにしましょう。平日限定や混雑時間を除いて認められている場合もあります。読み誤ってうっかり駐車禁止になり罰金を取られることの無いよう気をつけましょう。
↓道路わきの看板。この看板より左側(緑)は、昼12時から夜8時まで2時間のみ路上駐車を認められています。逆に右側(赤)は常に駐車禁止区域。
路上のパーキングメーターの使い方:基本前払い
日本とは比較にならない程多いアメリカの路上駐車。路上のコインパーキングもアメリカではごく一般的に設置されています。道幅の広いアメリカならではでしょうか。立体駐車場などと比べると各段に安いので節約したい人にはおすすめです。
ただし、車上荒らしなどの被害のリスクもあるので治安の悪い地域では使用を控えた方が懸命です。
STEP1:パーキングメーターを探そう
“P”と書いているので見つけるのはそんなに難しくないと思います。
↑今回は一般的なこちらのパーキングメーターの利用方法についてご紹介♪
STEP2 :ます駐車番号を確認
駐車スペースに以下の写真のような番号標識があります。矢印の向きに気をつけて自分の駐車番号を確認しましょう。写真はこの標識の左側のスポットの駐車番号です。
STEP3:駐車番号と駐車時間の入力
“Press 1 button to bigin your parking session”という表示があるので、1を押します。
“Enter Space Number”とあるので先ほど確認した駐車番号を入力しましょう。
続いて希望の駐車時間を入力します。+ボタンと-ボタンを使って時間を設定しましょう。1分ぐらい迷っていると入力画面が消えてしまいます。その時入力した駐車時間となってしまうので、時間は前もって考えておきましょう。
設定した駐車時間までに戻らないと駐車違反になってしまうので注意しましょう。何時に戻れるかはっきりしない場合は長めに設定しておいたほうが良いかもしれませんね(^^;)
STEP4:料金は前払い!チケットはダッシュボードに
時間定額制の路上パーキングにおいては支払いは前払いのことが多いです(もちろん後払いの場合もあるので事前に確認しましょう)。日本のクレジットカードでも普通に決済できました。25¢硬化でも決済可能ですので、念のため持っておくと安心です。
決済が完了すると駐車時間が記載されたチケットが印刷されるので、そのチケットを車のダッシュボードの目につくところに置いて車を離れてください。
駐車料金ですが、いくらで何分駐車できるかは場所によって異なります。管理人がセントルイスで使用した路上パーキングは15分25セントでした。付近の駐車場は1時間3ドルだったので、かなりお得感がありました。やはり路上パーキングは安いですね~。
その他のタイプ:1台1メータータイプ
このタイプのメーターも非常に一般的です。こちらは1台につき1つメーターが設置されているパターン。こちらも前払い制で払った金額分だけモニターに使用可能時間が表示され、その瞬間からタイマーのように駐車可能時間が1分ごとに減っていきます。その時間までに戻ってきましょうね!
ダウンタウンに多し。駐車時間に制限があるタイプ
人通りが多いダウンタウンなどでは、路上パーキングメーターの駐車時間に制限があるタイプが多いです。
↓こちらのパーキングメーターは最大2時間までしか駐車時間の設定ができません。場所によっては最大1時間の場合も。その時間以上駐車したい場合、その都度メーターまで戻ってきて再課金しないといけないので、長時間駐車したい方には向きませんね(^^;)
おわりに
今回はセントルイスにあった路上パーキングメーターを例に紹介しました。都市によって当然使い方が異なるメーターもあるかと思いますが、あくまで一般的なものをご紹介しました。これからコインパーキングを初めて利用する方のお役にたてば幸いです♪