フロリダ州オーランドにあるユニーバーサル・オーランド・リゾートには日本(USJ)未上陸のハリーポッターアトラクションが多数!ダイアゴン横丁やホグワーツ特急などファン必見のリアルなハリポタワールドが広がっています。
本記事ではユニバーサル・オーランドでしか出会えないハリー・ポッターエリアの魅力を余すことなくご紹介(アトラクションの感想含む)します!
Contents
2つのパークに2つのハリポタエリア
ユニーバーサル・オーランド・リゾートには、ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(Universal Studios Florida 略してUSF)とアイランズ・オブ・アドベンチャー(Universal’s Islands of Adventure 略してIOA)、2つのテーマパークがあります。
USFにあるのが、ダイアゴン横丁(Diagon Alley)エリア、IOAにあるのがホグズミード村(Hogsmeade) エリアになります。そしてなんとこの各エリアをご存じホグワーツ特急が繋いでいるのです!想像するだけでテンションがあがりますね~。
↓ダイアゴン横丁&ホグズミード村
ちなみに日本のUSJにあるハリポタエリアはホグズミード村が舞台になるので、IOAにあるホグズミード村とかなり似ています!
チケットは『PARK-TO-PARK』を購入しよう!
2つのハリポタエリアを楽しむには、1日に2つのパークを楽しめる『PARK-TO-PARK』チケットを購入する必要があります。このチケットがホグワーツ特急の乗車券になる(何度でも往復可能)ので、間違って1-PARKチケットを購入してしまわないように注意です。
料金としては1-DAY のPARK-TO-PARKが$165.00、1-PARKが$110.00(2017年時点)。もちろん料金は高くなってしまいますが、ホグワーツ特急に乗るためにもPARK-TO-PARKチケットを強くおすすめします。
個人的に営業時間いっぱいに遊べば1日に2パーク回っても十分楽しめるなと思いました。
USF:ダイアゴン横丁(Diagon Alley)
ロンドンの街並みからダイアゴン横丁へ!
USFの最北に位置するハリポタエリア。本場さながらのロンドンの街並みが広がっており、トラファルガー広場を模した噴水も!
隣には『アズカバンの囚人』でおなじみ紫色の夜の騎士バス(Knight Bus)もありました。バスの前にはちゃんと車掌さんも居て陽気に記念撮影に応じてくれます。これがまた映画の人そっくりなんですね!必見の立ち寄りスポット。
さてさてダイアゴン横丁の入り口はどこ…?といった感じなんですが、なんと入り口はこの駅舎風の建物。奥を進むとその先にはハリポタの世界そのまま、ダイアゴン横丁が広がっているのでした。
目の前には、グリンゴッツ魔法銀行を守るドラゴン(『死の秘宝Part2』参照)の姿が!これは一気にテンションがあがること間違いなし!
日本未上陸:ハリー・ポッターとグリンゴッツからの脱出(Harry Potter and the Escape from Gringotts)
ここで絶対体験したいアトラクションが日本未上陸のこちら。映画でおなじみグリンゴッツ魔法銀行の内部を映画のハリー達さながら、トロッコで探検できちゃうアトラクションなんです。
↓入口はグリンゴッツを守っているドラゴンが目印!
かなり動きが激しいアトラクションなので荷物は事前にロッカーに預ける必要があります。荷物を預けたらキューラインへ。
人気のアトラクションなのである程度の待ち時間は覚悟していましたが、管理人が訪問した平日午前10時の時点で待ち時間は30分程度。日中常に公式アプリで待ち時間を確認するに最大で60分程度にしかなっていませんでした。全体的にこちらのアトラクションは日本より待ち時間が短いです(その分チケットが高いのですが笑)!
銀行の内部は映画そっくりに再現。豪華なシャンデリアが輝くホールではリアルなゴブリンたちが働いています。
間近でゴブリンが見れたり、動く新聞が設置されていたりと並んでいる間も退屈しません!
そしていよいよ地下にある金庫に向かうためトロッコに乗車するのですが、スタートから予想もつかない動きに思わず大興奮!
巨人やヴォルデモートに襲われながら、ハリー達の助けを借りて疾走するトロッコ。最新アトラクションだけあって迫力満点でした。
無事、グリンゴッツから脱出して外に出ると青空が広がっていました。ロッカーで荷物を回収するのをお忘れなく!
杖で魔法アトラクションを楽しもう!
2016年にUSJに導入されて話題となった、ワンド・マジック(ゲスト自身が杖を振って魔法を体験できるアトラクション)ですが、それがこちらでも体験できます!
魔法の杖はダイアゴン横丁内にあるオリバンダーの店(Ollivanders)で購入可能。
パーク内には魔法を作動できるポイントがいくつも存在しています。杖を購入するとマップがついてくるのでそれを頼りに散策してみましょう。
↑『炎のゴブレット』に出来るマーメイドの像にも仕掛けが!
闇の横丁(Knockturn Alley)
ダイアゴン横丁を一本奥に進むと、そこには暗くて怪しい空間が広がっています。映画でもたびたび登場していた闇の横丁(ノクターン横丁)!闇の魔術に関するグッズを販売するボージン・アンド・バークスがあります。
怪しさ満載の店内。骸骨や仮面など見覚えのある小道具たちにも出会えます。『謎のプリンス』で登場した『姿をくらますキャビネット棚』もあるので探してみてください。
魔法動物ペットショップ
魔法動物たちを取り扱うペットショップもあります。かわいい魔法動物からちょっと不気味なものまで…。
飾り棚にいるのは巨大なニシキヘビ!窓の外に立つと、なんとパーセルタング(蛇語)で話しかけてくれます!
ダイアゴン横丁内を散策!
この他にも、ワイズエーカー魔法用品店やいたずら用品専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズなどダイアゴン横丁内には楽しいお店&仕掛けがいっぱい!有名なパブ・漏れ鍋ではおなじみバタービールも売っています。
↓書店の前で見つけた『秘密の部屋』登場のロックハート先生の著書。動いてます動いてます。
どこを撮影しても絵になるダイアゴン横丁の世界なのでした~♪
ドラゴン炎を吐く瞬間は必見!
グリンゴッツ魔法銀行の屋根の上のドラゴンは15分おきに炎を吐くので必見です。残念ながら管理人はその決定的瞬間の写真を撮り損ねましたが(笑)。夜の姿も迫力があっておすすめです。
ホグワーツ特急(Hogwarts Express)に乗ろう
ダイアゴン横丁を十分に満喫したら、キングスクロス駅からホグワーツ特急に乗ってホグズミード村へ移動しましょう。
キングスクロス駅(King Cross Station)
ご存じキングスクロス駅はダイアゴン横丁エリアのすぐ隣にあります。見覚えのある駅舎ですよね♪
駅舎内はロンドンの普通の駅舎と変わりありません。常時5~10分おきに運行しており、時刻表下の受付で駅員さんにPARK-TO-PARKチケットを提示して先に進みます。
旅立ちは9と4分の3番線から
ホームへはもちろん9と4分の3番線から!この入り口に仕掛けがあり、ある地点に立つと映画さながら、ゲストが柱を通り抜ける様子を見ることができます。先を急いでうっかり通り過ぎてしまわないよう注意です。
9と4分の3番線の柱を通り抜けるとそこはもう魔法の世界!ハリーのトランクとみられる荷物たちが!写真では後ろを向いてしまいましたが、白フクロウのヘドウィグもいます(笑)
定員があるので混雑状況によっては多少待つことになりますが、このときは10分程度で特急に乗り込むことができました。マグルの世界に別れを告げていざ魔法の旅へ~。
列車の中も驚きがいっぱい
列車の内部に至るまでも映画のホグワーツ特急が完全再現。わくわくしながら指定された座席に着席します。6人掛けのボックス席ですね。奥には大きな窓が。
このホグワーツ特急、単なるテーマパーク間の移動手段ではないところがすごいんです。
列車が発車すると、車窓からはロンドンから次第に大自然の風景に変わっていきます。ドアの向こうで会話するハリー達のシルエットが見えたりと、もう立派なアトラクションですね。
5分ほどでホグスミード駅に到着します。駅舎から出るとそこはもうホグズミード村。すぐ近くにホグワーツ城も見えます。
キングスクロス⇔ホグズミード1往復してみよう♪
ホグスミード駅からキングスクロス駅へ向かう車窓からは、また違ったストーリーの映像が見られるので是非往復乗ってみてください。
個人的には、映画のストーリーに合わせて先にキングスクロス駅から出発するのがおすすめです。映像もその流れで作られているようでした。
ホグワーツ特急は何度でも乗車可能ですが、待ち時間によっては往復に1時間程度かかるのでタイムスケジュールを考えると1往復が理想だと思います。夕方、ホグズミードからキングスクロス駅に帰る便は特に行列が長いような…。
IOA:ホグズミード村(Hogsmeade)&ホグワーツ城
こちらはUSJにあるハリポタエリアとほぼ同じ作りのエリアになります。
夏でも1年中冬モードのホグズミード村♪
日本でもおなじみ:Harry Potter and the Forbidden Journey & Flight of the Hippogriff
USJでもおなじみ、この2つのアトラクションももちろん存在しています。写真左のホグワーツ城がアメリカでも大人気ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー、右のコースターがフライト・オブ・ザ・ヒッポグリフです。
アトラクションの内容はハリー達のセリフが英語である以外、USJと同じになります。キューラインの装飾もほぼ同じですね。ただUSJとまったく異なる点は、待ち時間が短くてすむこと!平日だったこともあると思いますが、どちらも30分以内で乗車できました!
日本未上陸:ドラゴン・チャレンジDragon Challenge
USJとほぼ同じか~と侮ることなかれ…。ここオーランド版ホグズミード村には、日本未上陸の絶叫アトラクションがあるのです!それがこのドラゴン・チャレンジ。
ハリーポッターシリーズの中でも特に人気が高い『炎のゴブレット』をテーマにしたアトラクションで、ドラゴンにゲストが掴まれて空を縦横無尽に飛び回るというもの!
かなりの絶叫アトラクションになるので、荷物を持とうものならすべて飛んでいきます。よって荷物はすべてロッカーに預けましょう。メガネも吹き飛ぶレベルなのでスマホをポケットに…などもってのほかです(^^;)
キューラインがとっても魅力的で『炎のゴブレット』で登場した小道具たちがたくさん置いてありました。写真を撮りたかったのですが、なんせ手ぶらなのでそれもできず。
乗った感想は、文句なしの大迫力。ドラゴンに肩をつかまれているため、足場がありません。本当に空を飛んでいるかのような浮遊感を味わえました。USJにあるフライング・ダイナソーに近い乗り心地かもしれません!
乗った後はしばらく放心状態になるほど。絶叫NGな方は遠慮したほうが身のためかもしれません。こちらも待ち時間はそんなに長くならず、30~60分で楽しめました。
さいごに
オーランド版ハリーポッターエリアには日本未上陸のアトラクションや仕掛けがたくさんあり本当に楽しめました!これもオーランドの広大な土地がなせる技なんでしょうが。ハリポタファンにはぜひ足を運んでほしい場所です。
高いチケット代のおかげか、混雑状況も日本ほどひどくないので、快適にパーク内を楽しんでください!