バンクーバーいちのアジアンタウンといえば、リッチモンド(Richmond)。住民の6割以上がアジア系で街の雰囲気はアジアかと見まがうほどです。リッチモンドの夏の恒例イベントといえば、リッチモンド・ナイト・マーケット。その規模は北米最大、香港やマカオより大きいとのこと。
毎年5月~10月の金・土・日曜日に期間限定で開催されるナイトマーケットでアジアンテイストな屋台がずらっと軒を連ね、大勢の人々で盛り上がります。
行き方
ダウンタウンからはスカイトレイン・カナダラインの『Bridge Port Station』で降りると徒歩7分ほどで会場に到着できます。会場隣に巨大な駐車場もありますが、ナイトマーケット開催中は道路がかなり混雑するので自動車での来場はあまりおすすめしません。
【開催日時】
金・土曜:19時~24時
日曜:19時~23時
↓カナダラインの『Bridge Port Station』駅。ナイトマーケット開催中は多くの人で賑わいます。
↓終電の時間にご注意。
入場料&Zoom Pass
入場料は3.75ドルですが、人気が高いため入場するには長蛇の列を待つ必要があります。この行列をスキップすることができるチケットが“Zoom Pass”といって25ドルで7回分の入場ができます。友達や家族とシェアすることもできるので、大人数で行く方や複数回以降と考えている方は購入を検討してみると良いでしょう。
↓かなり広い敷地に屋台が密集。
どんなお店があるの?人気の屋台が続々…
食べ物はアジアン系の屋台が中心。たくさんありすぎて迷ってしまった方は、人気ベスト10の看板商品を探してみるのも良いかもしれません。
日本の料理を扱う屋台もあり、卵焼きをアレンジしたメニューがランクインしていました。その他、海鮮系の唐揚げを扱う屋台も人気。
屋台の通りは大混雑、熱気にあふれています。人気の屋台の前には行列ができます。はぐれないように注意です。アルコール扱うバーのような屋台もあり大人も楽しめます。
デザート系もかなり充実。写真の屋台は『iTOFU』という台湾系のお店でしょうか。は杏仁豆腐的なものを想像していましたが、普通の豆腐に甘~いシロップをかけるというなかなか斬新なデザートでした。
なんと日本の鯛焼きもありました!
「龍の髭」と呼ばれる糸状の飴の製造を実演している出店も。熟練の職人さんによってつくられる本格的なものです。これは昔、台湾のお土産で見たことある気がします。
全体的に台湾系の方の屋台が多いのでしょうか~、マンゴーを使ったデザートが多く販売されていました。個人的には定番のタピオカミルクティーがお気に入りでした。
イートインできるフリースペースは大盛況です。椅子付きのテーブルはなかなか空きませんが、椅子なしの立ち飲みテーブルもあるのでそちらも活用しましょう。
食べ物以外の出店もあります。子どもの喜びそうなぬいぐるみから流行りのハンドスピナーまで幅広いジャンルの店があります。屋台で腹を満たした後は是非、除いてみてください。
なかにはトランプ大統領をモチーフにしたTシャツなどシャレの利いたアイテムもありました。
北米におけるハンドスピナーの人気にはほんとに驚きました。ハンドスピナーを売る屋台には大人も子供も人々が殺到していました。
日本刀のレプリカ?を扱うお店も。こちらはアジア系のお客さんだけでなく欧米系の方にも人気でしたね。
その他の展示
ナイトマーケット内には、驚くことに大きな恐竜の展示もありました。実際に動いたり吠えたりするので子どもたちが喜んでいましたね。ミニ遊園地のような有料のアトラクションもあり、家族ずれにもおすすめのスポットです。
ステージもあり、時間帯によっては音楽ライブを楽しめそうです。
さいごに
かなり遅くまでナイトマーケットは盛り上げっているので、日中予定があっても夜気軽に出かけられるのが良いです。開催期間中、ぜひ一度は足を運んでみてください♪アジアに旅行しに来た気分を味わえましたね。バンクーバーの多様性を知ることに。