【カンクン】インスタで話題だけどちょっとがっかり!?ピンクラグーンへ行ってきた。

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カンクンから車で約300km離れた場所にあるピンクラグーン。知られざる絶景!とインスタの投稿で話題となっている絶景の1つです。

本当にピンクなのか!?どんな絶景なのか!? 実際に行って確かめてきました。行き方も含めご紹介します。

アクセス

ピンクラグーンはカンクンから車で約3時間走ったところにある、Las Coloradas(ラス・コロラダス)という村にあります。ラス・コロラダスという町は観光と漁業が中心の小さい田舎町といった感じ。都会のカンクンとはまた違った雰囲気を味わうことができます。

個人or ツアー催行あり

個人でレンタカーかタクシーをチャーターして行く方法もありますが、日本人向けの観光ツアーがカンクンからほぼ毎日催行されています。ツアー料金はお高めですが、ピンクラグーン以外にもボートツアーなど周辺観光も盛り込まれているため、効率的に回るには良いと思います。

ほんとにピンク色!間近で見るピンクラグーン

行ってみてビックリ!本当にピンクなんですね。日によってピンク色の濃さに差があるようですが、この日は綺麗にピンク色の姿を見ることができました。

空の青がラグーンに反射してピンクと青の絶妙な色加減を作り出していました。写真を撮る時間や、撮り方によっていろんな姿を見ることができるんだと思います。

ピンク色の秘密は…?実は人工の塩田!という裏話。

この美しいピンクラグーンなのですが、実は天然の湖でがなく、塩製造工場の敷地内にある人口の塩田なんですね~。ここら一帯が塩製造工場の敷地内になっていて、ラグーンの奥に見えるのは製造された塩の山です。

ピンク色に見えるのは水中に生息するプランクトンとエビの影響だそうです。きれいなピンク色の水に浸かってみたいと気もしますが、ここの水質上浸かることはできません。近くで眺めて楽しみましょう。写真撮影がメインの観光になります。

絶景の率直な感想…ちょっとガッカリ?

事前のインスタ等の写真で期待しすぎていただけにちょっと残念だったのは、ラグーンが意外にも小さかったこと。そしてちょっと下水臭い(笑)。前述したように、ラグーンの水に入ることもできないため、観光としての楽しみ方も限られます。

ウユニやグランドキャニオンのように『一生に一度は観たい絶景』と言えるかというと微妙かなと思いました。カンクンからわざわざ3時間かけて来る価値があるかというのも微妙。ピンクラグーンかセノーテに行くか迷っている方がいたら、迷わずセノーテに行ったほうが良いです(笑)。

ただ、ここまで鮮やかなピンク色のラグーンを見れることは無いし、塩田を見れる機会も無いと思うので、これはこれで本当に貴重な経験だと思います。

そしてまだ観光地としての知名度も少ない(そういう意味で”知られざる絶景”の1つではある)ため、他に観光客もおらず、ゆっくり写真撮影を楽しめるのも良いですね。

ピンクラグーンと一緒に楽しめる観光スポット

疑似死海で浮遊体験!

同じ塩製造工場の敷地内に、塩を製造する過程でできる『極めて塩分濃度の高いラグーン』があります。そこでは実際に水中に入ることができ、ヨルダンの死海よろしく浮遊体験ができるのです。

ヨルダンの死海よりも塩分濃度が高く35%もあるというから驚きです。更なる浮遊感を味わえるわけですね。管理人、ヨルダンの死海に行ったことが無いので比較はできませんでしたが、仰向けに浸かってみると確かに身体が浮きました。これはどんな金づちの人でも浮くでしょう。

ただし、塩分濃度が高いので水に浸かるには10分~15分を目安にしてください。あまり長く入ると肌がヒリヒリしたような感じになります。そもそも肌が弱い人は入らないほうが良いかも?

このご時世、ヨルダンの死海まで行くのは難しいですよね…。なかなか貴重な浮遊体験ができるので是非トライしてほしいです。

アリゲーターも見れるボートツアー

ピンクラグーンから近いラス・コロラダスの町の港に行くと、観光用にボートをチャーターすることができます。現地メキシコ人のキャプテンが船頭して入り江を回ってくれます。

入り江には野鳥もたくさん生息。美しいです。野生のピンクフラミンゴが群生している場所もあるので、機会があればぜひ。

ボートツアーのハイライト、野生のアリゲーター(ワニ)を見ることができます。

↓キャプテンが魚の餌でワニを呼びよせます。野生ですが、半分キャプテンに飼いならされちゃってる様子のワニ(笑)。餌に喰いつく瞬間だけは俊敏なワニに大興奮!

↓木の上で日光浴をするワニ。気持ちよさそうで可愛いですね。

フロリダのエバーグレーズ国立公園でも野生のアリゲーターを見ることができましたが、そことは種類の違うアリゲーターですね。少し小さめでした。こちらのワニは海水が混じっていても生きれるみたいです。

さいごに

絶景として見ると、ちょっと辛口な感想を残してしまったピンクラグーンですが、死海体験やアリゲーターが見れるボートツアーをセットで考えれば素敵な観光地だと思うので、時間が許す方はぜひ行ってみてください!

ただ何度も言いますが、カンクン旅行においてセノーテや遺跡巡りを諦めてピンクラグーンに行くというのはあまり良い選択肢ではないとだけ言っておきます(笑)!

あくまで穴場的なポジションと言いますが、カンクンの定番観光をやり切った方におススメしたいと思います。

カンクンでの現地ツアーは”VELTRA“で豊富に扱われていますので、行かれる方はチェックしてみてください。ポイントがたまるのでおススメです。

★カンクンの定番観光地、セノーテと遺跡についても記事を書いているので興味のある方がこちらもどうぞ♪
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レクタングル大
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