フィラデルフィア、ダウンタウンの旧市街にはアメリカ建国初期の史跡がたくさん。インディペンデンス国立歴史公園を見学した後は、赤煉瓦が美しいオールドシティ地区を散策してみましょう。立ち寄りたい見どころがたくさん。建国時のアメリカにタイムスリップしたかのような気持ちになれます。
アクセス:散策のスタート地点へ
まずはオールドシティ地区の端、エルフレム小径を目指して歩きましょう。インディペンデンス国立歴史公園からは徒歩15分ほどで到着します。
バスでも行けますが、天気が良ければ歩いていくのがおすすめです。冬は海風が強く寒くて辛かったですね(笑)
エルフレム小径:アメリカ最古の住宅街
オールド地区の海寄りにある静かな石畳のエルフレム小径(Elfreth’s Alley)。1720年から1830年に造られたとされ、現存するアメリカ最古の住宅街なんです。
↓この奥に小径があります。
道の両脇には赤煉瓦で統一された可愛らしい家々がずらり。30軒ほどでしょうか。現在でも一般の方々が普通に居住しているので、観光の際は騒がないように注意しましょう!早朝や夜間の見学は避けたほうが良いでしょう。
小径には観光客らしい方々もちらほら。自宅が観光地になっているというのはすごいですね。
中にエルフレム小径についての小さな博物館、ギフトショップもありますが、残念ながら管理人訪問時は休館日でした。
ベッツィ・ロスの家:初めて星条旗を縫った女性の家
エルフレス小路から徒歩10分程度、国立歴史公園に戻る道沿いにベッツィ・ロスの家(Betsy Ross House)があります。ベッツィ・ロスは初めて星条旗を縫った女性として有名で、彼女の家が史跡兼ミュージアムになっているんですね。
家には昔のアメリカの星条旗のデザインが。今よりだいぶ州の数が少ないですね。13個しかありません。アメリカは当時13の州から独立しました。
別途5ドルの入場料で中を見学することができます。当時の裁縫道具やキッチン用具が展示されています。
ギフトショップは星13個の星条旗グッズがたくさん売っています。お土産に最適ですね~。
ベンジャミン・フランクリンの墓
アメリカ建国の父の一人であるベンジャミン・フランクリン。現在の100ドル札にも描かれるくらいの超有名人。そのお墓が、オールドタウン地区の墓地にあるので是非立ち寄ってみてください。
フィラデルフィアに居住したことから、フィラデルフィアにとって最も有名な偉人の一人、至る所で彼の銅像を見かけます。政治家や物理学者、気象学者として活躍した人物です。雷が電気であるということを初めて発見したのも彼!
墓地の中まで入るのは別途入場料が必要でしたが、なんと彼のお墓は墓地の柵の隣にあるので中に入らずとも柵越しに見学することができます。
2つ並んだ石板。隣には夫人が眠っているということ。石の上にはコインがたくさん投げられていました。お墓にコインを投げる感覚はよくわかりませんね(^^;)
余談ですが、アメリカって噴水等の水場があると必ずと言って良い程コインが投げられているのでそれも不思議です。ローマのトレビの泉でもないのに。
墓地の近くに消防署もありました。レトロな雰囲気がおしゃれ…
おわりに
↓馬車も走るオールドシティ地区
世界遺産の独立記念館であるインディペンデンス国立歴史公園と併せて是非散策してみてください。街並みが素敵で歩くだけで楽しかったです。
★独立記念館及び国立歴史公園についての記事はこちら♪
【フィラデルフィア】世界遺産・独立記念館見学ツアー参加ガイド。歴史公園の見どころについても紹介。