【セントルイス】地元人気No.1!入場無料の巨大動物園へ行こう。アメリカならではの動物も。

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ミズーリ州・セントルイスにあるセントルイス動物園(St.Louis Zoo)

トリップアドバイザーで数あるセントルイスの観光地ランキングで1位を獲得したのがこちらの動物園。地元の方からの圧倒的な支持を得ているんですね!驚くべきはその規模に似合わず入場料が無料というところ。これは本当に驚きです。

アメリカの動物園ならではの動物たちや展示が楽しめるので楽しいです。特にファミリーに人気のスポットです。

アクセス:フォレストパーク西側

ダウンタウンから西に約7kmのところにあるフォレストパークの中にあります。約5.5km²の広さを持つフォレストパーク、なんとNYのセントラルパークよりも広いんですね。元セントルイス万国博覧会の跡地である敷地で現在は市民の憩いの場になっています。

動物園にはサウスとノースで2つのエントランスがありどちらからも出入り自由です。

サウスエントランスと駐車場

サウスエントランスはI-60(インターステートハイウェイ)沿いにあります。

サウスエントランス付近に専用のパーキングがあるので車で行く場合はこちらを目指すと良いでしょう。1日約10ドルで駐車可能です。

↓日本の高速道路にあたるI-60と、サウスパーキング。
 

ちなみに…サウスパーキングからI-60の真上を通る橋を渡ったところに『Turtle Playground』という公園があるのですが、そちらの駐車場は無料で駐車できるようでした。動物園入口まで200mほど歩きますが、駐車料金を節約したい方にはおすすめです(笑)

↓カメのオブジェ多数の公園。橋向こうに動物園があります。

↓こちらが動物園のサウスエントランス。ギフトショップもあります。

 

ノースエントランスと駐車場

そしてこちらがノースエントランス。サウス同様、近くに専用駐車場(有料)があるので駐車には困らないでしょう。

 

ノースエントランスのすぐ北にセントルイス美術館があります。徒歩5分ほどで行けるので併せて訪問してみてください。なんとこちらも入場無料!いち地方都市の美術館と侮ることなかれ…ゴッホやモネなど名画多数ですよ~。

★セントルイス美術館の記事はこちら♪
セントルイス美術館の見どころを紹介。モネやゴッホなどの名画が多数。

開館時間&館内マップ

基本的に休館日はなく毎日9:00~17:00(季節により変更あり)まで営業しています。

 

エリアは5つに分かれており、動物の生息地域ごとに大まかに分けているようでした。かなり広いのでマップを頼りに見たい動物を探していくと良いと思います。

そして動物園を囲むように鉄道が走っています!鉄道は別途有料のようでした。

Jungle of the Apes:希少なゴリラも!

動物園東側のHistoric Hillエリアでは多くの種類の類人猿が飼育されています。

 

オラウータンやチンパンジーの他、なんとゴリラも飼育されていました。ボールで遊んだり、遊具を登ったり活動的な姿が見れて良かったです。

 

ここまで頭数がある類人猿たちの姿を見れるのは貴重だと思います。

Big Cat Country:ライオンやヒョウなど

動物園東Red Rocksエリアのにあるビッグキャットカントリーでは、ライオンやトラ、ヒョウなどネコ科の大型動物が飼育されています。

アムールヒョウや、ユキヒョウなど。各動物のゲージには説明パネルが設置されているんですが、絶滅危惧レベルの記載があります。このエリアのほとんどの動物たちが絶滅危険水域でした…。

 

 

アフリカライオンやトラはかなり広い敷地の中にいて、上から観察する形になっていました。動物園のライオンというといつも寝転がって寝てる…ようなイメージですが、ここのライオンはかなりアクティブ!動き回ったり、大声で吠えたりと周囲の注目を集めてました。

 

その他Red Rocksエリア、絶滅危惧種も

ネコ科の動物たち他、シマウマやラクダなど定番の動物たちが。

 

↓こちらのアダックスはサハラ砂漠などに生息するウシ科の動物。人間によって乱獲され、現在絶滅危惧種なんだそうです。

↓こちらのターキンも数の減少が懸念されている動物。アジアの山に生息していますが、食肉としてハンターに狙われたんだそう。

↓冬場だったからでしょうか、おそらく寒さに弱い動物たちはこちらの温かいアンテロープハウスの中で飼育されていました。ちなみにアンテロープとはウシ科の大分部の種類を占める種目の名前みたいです。

↓中にはダチョウやバグが。外の飼育場と比べると窮屈そうで可哀そうですが、おそらく冬場だけの処置なんだと思います…

 

↓こちら足だけシマウマの模様みたいなオカピ!その外見から当初シマウマの仲間だと思われていましたが、実はキリンの仲間だったことが判明したそうです。20世紀になって初めて存在が発見された珍しい動物。赤ちゃんもいて可愛かったです。

↓キリンも数頭いました。近くでみると本当に大きい。かなりアクティブに動き回っていましたね。早く春になって外に出れるといいね…。

シロクマやペンギン、海洋生物エリア

動物園北のThe Wildエリアには海洋生物たちの飼育コーナーがあります。個々での一番人気はシロクマさん。この飼育室はガラス張りでかなり広いので近くで見るのは大変なんですが、この時は幸運にも近くに来てくれました。

シロクマ1匹に対してこの広さ+隣に巨大プール付き。シロクマにとって住みよい環境を追及しているように感じました。そして、海洋保護活動が活発なアメリカならではでしょうか。岩に飼育員さんが書いたと思われる『I love SEALS』や『SAVE the ARCTIC』の文字が。

シロクマの隣にはペンギンの飼育室があります。

様々な種類のペンギンが飼育されています。近くで見るとやっぱりペンギンって鳥っぽいですね。

 

少し離れていますが、アシカも飼育されていて水中トンネルから泳いでいる姿を見ることができます。

別途有料ですがアシカショーも行われているようです。水族館顔負けの規模ですね。

その他、エレファントゾーンも

時間がなく早足で回ったため、東側の像がいるエリアには行くことができませんでしたが、ゾウやサイなどの人気動物が飼育されているそうです。そちらもお見逃しなく。

アメリカ定番動物、プレーリードッグが可愛い。

個人的に一番かわいかったのが…Historic Hillエリアにいたプレーリードッグ。プレーリードッグは北米原産、草原地帯に生息するアメリカに馴染みの深い動物です。アメリカの動物園では必ずといっていいほど飼育されているのではないでしょうか。

周囲を見渡すように立つ姿が本当に可愛い…。あまり警戒心が無いのか比較的近くまで寄ってきてくれます。この時は餌を野鳥と取り合っており最終的に共有していました(笑)。

おわりに

セントルイス動物園はその広い敷地面積を活かして、一般的な動物園に比べると個々の動物の居住スペースが広いように感じました。そのせいか、動物との距離が遠いようにも感じますが、動物たちにとって住みよい環境であるのが一番だと思います。無料で入れるとは思えない、素晴らしい動物園でした。

レクタングル大
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