大西部の玄関口、ミズーリ州はセントルイス。開拓精神が今も息づき、古くから工業が栄えたこと街は実は観光スポットの宝庫でもあります。エリア別に見どころをまとめてみました。滞在期間別モデルプランについてもご紹介します♪
メトロやバスも走っているので公共交通機関での移動も可能ですが、ダウンタウンから郊外の移動も多いため、可能であれば車での移動がおすすめです。
Contents
最大の見どころ:ゲートウェイアーチ周辺エリア
セントルイスに来たら必ず見てほしいのが、街のシンボルでもある巨大なゲートウェイアーチです。ダウンタウン中心部に位置します。西部開拓の記念として1965年に製作されたアーチは、ジェファソン・ナショナル・エクスパンジョン・メモリアルという国立公園内にあります。
アーチの頂上には展望台もありセントルイスの景色を一望できます。アーチの下にはビジターセンターもあり、建設当時のムービーを見ることも。
★ゲートウェイアーチを含む国立公園についてはこちらで詳しく紹介しています♪
旧裁判所や旧教会も併せて訪れよう!
国立公園内には、セントルイスで一番古い旧教会や旧裁判所があります。特に旧裁判所は緑のドームが美しく、アーチ同様セントルイスのシンボル的存在です。ドーム内部の美しさは必見。
セントルイス・カージナルスのホーム球場
国立公園から徒歩圏内にメジャーリーグ、セントルイス・カージナルスのホーム球場であるブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)があります。煉瓦と鉄骨のレトロな外観で、外野が大きく開いているため、アーチが見渡せる構造に。
同社No.1ビール工場:バドワイザー工場見学
ダウンタウンから車で10分ほどの場所にあるアンハイザー・ブッシュのビール工場。社名よりも製品のバドワイザーのほうが世界的に有名です。同社の中でNo.1の生産量を誇るビール工場として無料の工場見学ツアーに参加できます。
歴史ある赤煉瓦が美しい工場内部の見学の他、出来立てのバドワイザーの試飲も楽しめます。ビール好きには絶対おすすめ。
★アクセスや工場見学の時間等についてはこちらで詳しく紹介しています♪
市民の憩いの場:フォレストパークエリア
ダウンタウンのから西に約7kmのところにあるNYのセントラルパークよりも広い敷地を持つ公園です。元セントルイス万博博覧会の跡地であり、公園内には無料で楽しめる施設がたくさん。
一番の人気施設はセントルイス動物園です。ゴリラやライオン、像からシロクマまで飼育動物は非常に多岐にわたります。日本の動物園とはまた違うアメリカらしい動物園を楽しんでみてはどうでしょうか。
★アクセスや駐車場情報、動物園の見どころはこちらで詳しく紹介しています♪
動物園のすぐ北にあるのがセントルイス美術館。一地方都市の美術館と侮ることなかれ…モネやゴッホ、ピカソなど巨匠たちの名作が目白押しです。
★収蔵作品の見どころについてこちらで詳しく紹介しています♪
この他、フォレストパークにはミズーリ歴史博物館やセントルイス大聖堂など見所がたくさん。一日中過ごしても回りきれないスポットがたくさんあります。すべて入館料無料というのが嬉しいですね♪
奇想天外のアスレチック&アート:シティミュージアム
ダウンタウンから車で10分ほどの場所にあるシティミュージアム。ルートマップの無いミュージアムとしてアートとアスレチックが融合したような場所です。大人も子供も想像力を掻き立てられること間違いなし。身軽な服装で是非遊びにいってみてください。
金・土曜日はなんと夜12:00までオープンしているので1日フルで遊びたい方におすすめ。
★アクセスや開演時間等についてはこちらで詳しく紹介しています♪
アメリカ最大の日本庭園:ボタニカル・ガーデン
アメリカ最大の日本庭園は実はセントルイスにあることをご存知でしたか?場所はボタニカル・ガーデン(ミズーリ州立植物園)。広大な敷地の日本庭園に居ると、ここがアメリカのど真ん中であることを忘れさせてくれます。かつて天皇皇后両陛下が訪米された際も、ここセントルルイスの植物園をご訪問されたことでも有名です。
桜の季節にはお花見も楽しめるそうです。四季折々の風景が楽しめますね。本格的な日本庭園の他、円形ドームの巨大温室やヴィクトリアガーデンなど見所はたくさん。
★開館時間や見どころについてはこちらで詳しく紹介しています♪
夜も賑わう繁華街:デルマ―ループ
セントルイスで若者が集まる人気のスポットといえばデルマーループ(Delmar Loop)です。レストランやカフェ、ライブハウスなどが100軒以上並び夜も賑わう繁華街になっています。
通り沿いは車も多く、飲み歩く人でたくさん。フォレストパークから西に2kmのところにあり、ワシントン大学も近いため若者が多く集まります。
↑こちらのギターを弾く銅像の裏に無料の公共駐車場がありました。
そしてデルマーループの老舗人気レストランといえば、1972年創業のブルーベリーヒル(Blueberry Hill)!ホットドックやハンバーガーなどカジュアルなアメリカンフードが有名でいつも多くの人で賑わっていますが、座席数は多いので座れないことはないと思います。店内に所狭しと並べられたアメリカン雑貨がすごいので、ぜひ中に入ってみてください♪
移動はレンタカーがおすすめ♪
アメリカの大都市を除くほとんどの街は車移動が基本になってきますが、セントルイスも例にもれず車が便利です!もちろん、一部区間はメトロやメトロバスも走っているので公共交通機関を使っての移動も不可能ではありませんが、路線によっては本数も少ないので注意しましょう。
駐車場について
車での旅行の際に悩まされるのが駐車場!車社会のセントルイスではほとんどの施設には無料駐車場がありますが、ダウンタウン寄りのスポットだと有料の駐車場がほとんど。駐車料金をより安くしたい方には路上パーキングがおすすめです。
↓路上パーキングメーターの使い方についてはこちらの記事をどうぞ♪
モデルプラン
上で紹介したスポットは基本的に1泊2日もあれば回れるプランです♪管理人が考えるモデルプランを紹介します!
1日観光
9:00~ゲートウェイアーチと国立公園 →12:00~バドワイザー工場見学&ビアガーデンでランチ →15:00~フォレストパーク(動物園or 美術館) →18:00~テルマ―ループで夕食
ちなみに…お子様がいる場合であれは、バドワイザー工場見学よりもシティミュージアムのほうがおすすめです!
1泊2日
1日目:9:00ゲートウェイアーチと国立公園 →12:00~バドワイザー工場見学&ビアガーデンでランチ →15:00~シティミュージアム →18:00~テルマ―ループで夕食
2日目:9:00~ボタニカルガーデン →12:00フォレストパーク(動物園&美術館)
おすすめレストラン
定番のアメリカンフードはもちろん、アジアンタウンもありベトナム料理や韓国料理も楽しめます。またデザートとして、セントルイスに来たらぜひ食べてほしいのが、コンクリート・カスタードアイス!
↓こちらの記事でおすすめレストランとアイスクリームを紹介しています♪
さいごに
意外と知られていないセントルイスの観光地ですが、さすが西部開拓時代から栄えた工場都市!見所がたくさんあります。特に博物館や美術館のレベルの高さには驚かされました。アメリカでおすすめの観光都市の一つです。