進撃の巨人アニメで学ぶ英語シリーズ第8話。トルスト区防衛編④から紹介。巨人に囲まれて絶体絶命の補給基地から、コニーやジャンのセリフ初登場です。
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見込みだけでそんな危険なまねができるか!
アルミンの巨人を襲う巨人(エレン)の力を利用して脱出できないかという提案に対して、コニーの反論。
We can’t risk our lives on a hunch!
“risk A on B”で「AをBに賭ける」という意味です。”hunch”は「直感」です。
やってみる価値はありそう。いずれ死をまつだけなら可能性に賭けたほうがいい。
一方、ミカサは乗り気。ミカサらしい潔い回答です。
I think It’s worth a try. I‘d rather take that chance than to die.
それに対して『What? Are you serious ?(お前本気か?)』とコニーのセリフが続きます。
“be worth a try”で「試す価値がある」、”would rather “で「~の方が良い」です。
それをなんとかすんのがお前らの仕事じゃねえか!
補給所に巨人が入ってきてどうしようもなかった…という仲間に対して、怒りのジャンの一言。
It’s your job to deal with it!
“deal with”で「対処する」。
普通に考えれば簡単にわかる。こんなでけえ奴には勝てねぇってことくらい。
補給室に巨人侵入で大混乱の新兵たち…。絶望寸前のジャンのセリフ。
Anyone who thinks rationally would come to a simple conclusion. There’s no way we can win against such giant creatures.
“think rationally”は「合理的に考える」という意味です。日本語だと「普通に考えたらわかる」とかよく言うと思いますが、この表現を使えば伝わりますね。
“there is no way”は直訳すると「絶対にありえない」という意味になりますが、口語で「ありえないよ、無理だ」と表現することが多いです。より丁寧に言う場合は”could not possibly”を使ってもよいでしょう。
どうにかしてあの巨人の秘密を解明できれば、この絶望的な現状を打破するきっかけになるかもしれないのに。
巨人に喰われるエレン巨人の姿を見つめるミカサのセリフ。
If we could’ve somehow unraveled the secrets of that Titan, I thought we might find a way to break out of hopeless situation.
仮定法を使った表現です。”somehow”は副詞で「何とかして、どうにかして」という意味です。文頭にくることも多いです。
さいごに
今回是非覚えていただきたい表現は「BにAを賭ける:risk A on B」、「試す価値がある:worth a try」、「合理的に考える:think rationally」です。3つ使うとこんな文章ができます。※ここでの会話例は第7話からの続きです。
人物E:No, I’ve decided I will risk my life on a new restaurant!
人物F:Listen, It’s not worth a try. There’re tons of Mexican restaurant in this town. You can understand it if you think rationally.
人物Eは一度決めたら聞かない性格のようですね。人物Fの説得が続きます。