ウユニ塩湖に行く方必見!ラパス空港トランジットの過ごし方情報

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ウユニ塩湖まで飛行機を利用して訪れる場合、多くの方がトランジットでラパス国際空港(エル・アルト空港)を利用することになります。

日本語サイトでラパス国際空港の設備情報など掲載しているところは少ないと思うので、当サイトでご紹介します。

ラパスに着いたらまず高山病に注意!

ラパス国際空港はなんと標高4,061㍍にあることをご存知でしょうか?富士山よりも高いわけですから、到着した時点から身体に様々な変化が現れます。いわゆる高山病ですが、症状には個人差がありますが、良くある症状として頭痛や発熱などです。

予防する方法と一般的にいわれているのは、

  1. 深呼吸をする
  2. 水をたくさん飲む
  3. 満腹にしない
  4. ゆっくり動く

などありますが、酷い方は空港に常備してある酸素マスクを利用することもできます。ただし、酸素マスクはあくまでも最終手段と考えたほうが良いそうです。高山病こわい……とあまり気にしすぎないほうが良いとのアドバイスもありました。

空港2階の薬局で高山病に効く薬を購入可能

高山病用の薬として一般的なのがダイアモックス(Diamox)ですが、日本で事前に購入するには医師の処方箋が必要になります(アメリカも同様)。コストは約5,000円ほどかかります。

しかし、ここラパスでは処方箋は不要であり通常の薬局で購入可能です。ラパスでは『sorojchi pills(ソローチピル)』という名前で売っています。
しっかり予防されたい方は、日本でダイナモックスを購入し、ラパス到着前から飲まれるのが良いようですが、空港内でも購入可能ですので参考までに。

↑薬局との看板はありませんでしたが、受付の一番目立つところにソローチの箱が置いてありました。

↑ソローチは10粒1セットで売られていました。1セット65ボリ(約1,200円)です。朝夕2回1粒が規定です。

空港内のレストラン設備

世界各国の国際空港と比べるとラパス国際空港は小さいですが、意外にもレストランは充実してます。2階にはフードコートもあるので休憩にも便利。繁忙期には高山病で苦しむ日本人が多く休憩している姿も…。


↑フードコート内にはサブウェイも!

 

↑管理人はさっそく高山病にやられ、全く食欲がない中フルーツ盛ヨーグルトを注文しました。高山病にはフルーツが良いとのことなので、オススメです。

↑ボリビア名物コカ茶を販売するカフェも。コカ茶は高山病に効果があると現地では言われていますが、日本ではコカの葉は麻薬に指定されており、飲むことはおろか持ち込むこともできません!コカ茶のカフェ…ボリビアならではの光景ですね。

両替所にATMも完備

両替所は到着出口を順路通り行くとすぐ見えてきます。両替をする際は事前に米ドルにしておく方が有利です。

ATMは1階到着出口の反対側にあります。クレジットカードでキャッシングすることができます。カードが吸い込まれるので少し不安でしたが、管理人は写真の赤く丸印をつけたATMで2度キャッシングしましたが、カードは戻ってきました(当たり前だろ!)

おすすめはキャッシングです。両替は円から米ドル、米ドルからボリと2回手数料が発生しますので、一般的には割高になるためです。

お土産屋さんも充実

空港2階には4,5店ほどお土産屋さんがあります。ボリビアのお土産は本当に可愛くて安いんです!

ただしお値段は空港価格で多少お高くなっているので、更なる安さを求める方はラパス市内に出たほうがよいです。
コカ茶もお土産として売っていましたが、日本には絶対に持ち込まないでくださいね!逮捕されてしまいますよ~。

Wi-Fiは期待しないこと

空港内にWi-Fiは飛んでいるのですが、1時間で5~10分程度しか接続できませんでした。空港内Wi-Fiにはあまり期待せず、事前にしっかり情報収集されることをオススメします。

ちなみにスマートフォン用の充電設備は見受けられましたが、ほとんど壊れて通電しなかったのでこちらもあまり期待はしないでください。

カプセルシート(有料)あり


空港1階にはカプセルシート(簡易ベット付休憩室)があります。飛行機の遅延等でお世話になる日本人も多いとか。南米の航空会社、遅延欠航は本当に多いです…。
値段はボリビアにしては決して安くなく、日本の漫喫とあまり変わりません。Netflixが観れることもアピールしていました。

時間がある方はラジオタクシーでラパス市内観光へ


ラパス市内の治安に不安を抱えている方も多いはず。実際ラパスの治安はお世辞にもあまりよくありません。南米でのタクシー強盗等のニュースもありラパスでタクシーに乗るにはタクシーの選択が大切です。

 
ラパスでは無印のタクシーは避け、ラジオタクシーに乗りましょう。車体に会社名、連絡先が記載されている車です。
幸い、ラパス国際空港の出入り口にはエアポートタクシーと記載されたラジオタクシーが沢山停車しています。熱心な呼び込みもあり、管理人は最初警戒してしまいましたがドライバーの制服とタクシーの車体を確認してタクシーを決めました。
タクシードライバーはスペイン語しか話せず、英語のわずかな単語も理解されてないと思ったほうがいいです。
ですので行き先、値段等は最初にメモしてしっかり確認してください。空港からラパス市内までは50ボリでした。

なお、管理人は『空港→キリキリの丘→ムウリョ広場→魔女通り→空港』というルートを約3時間で周りました。立ち寄る観光スポットでは各30分ほどタクシーに待っていてもらうようちゃんとお願いすれば待っていてくれます。

置いていかれるのでは……という不安もありましたが全くそんなことはなくちゃんと待っていてくれました。

このルートで最初ドライバーから提示された値段は300ボリでした。少し高いかもしれませんが、ドライバーが信頼できそうだったので決めました。スペイン語のメモで値下げして!と頼むと280ボリにしてくれました。値下げ交渉も可能なようです。

★タクシーでの市内観光の様子を詳しく紹介した記事はこちら♪
ラパス市内をラジオタクシーで観光してきた

さいごに

事前に空港内の情報がわかっていれば、トランジットの過ごし方のイメージもわきやすいですよね。高山病の恐れがあるラパス空港内では無理をせず、余裕をもって過ごしましょう。なお、ラパス空港よりもラパス市内の方が標高が低いため、体調が楽になるかもしれません。

レクタングル大
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