世界第9位、アメリカ第2位の高さを誇るウィリスタワー。展望デッキからはシカゴが誇るレトロな建築から最先端の高層ビルまで幅広い魅力的な景色を楽しむことができます。
展望デッキにはガラス張りの空間もあり、スリリングな高揚感を楽しんだり、ジャンプして空を飛んでるようなトリック写真を撮影したり色々な楽しみ方があります。
今回はそんなウィリスタワーについてご紹介します。
Contents
ウィリスタワー?シアーズタワー?
もともと百貨店シアーズの本社ビルとして建設され、名前はシアーズタワーでした。1973年の完成当時、442mの高さは当時世界一だったそうです。建築費用はなんと1.5億ドル!
しかしながら、シアーズの経営不振に陥り、2008年にウィリスグループへ売却されます。それから名前がウィリスタワーに変更されましたが、シカゴ市民にはシアーズタワーの方がまだまだ愛着があるようです。
アクセス
地下鉄”Quincy/Wells”駅から徒歩数分で着きます。
[アクセス]
混雑を回避するには?
運にもよりますが、平均1時間以上待つことになります。ひどい日は3時間待ちとか…。こんなことになったら絶望ですよね。シカゴは5月~9月がハイシーズンなのでその時期行く人は覚悟しておいた方がいいです。回避方法は2つあります。
ファストパスチケットを利用する
ファストパスを使えばどれだけ混んでいても数十分でスカイデッキまで行くことができます。
ネックは価格で、一般入場券23ドル+26ドルです。手痛い出費ですが、待ち時間を30分以上短縮できるので、考えようによってはファストパスもありだと思います。万が一、当日ガラ空きでも心が折れない人限定かもしれませんが…。(笑)
ちなみにシカゴシティパスで入場する場合、ファストパスチケットとして入場できるのでそちらの購入もおすすめです。
アーリーバードチケットを利用する
営業時間前に入場できるVIPチケットです。土曜日は1時間前、日曜日は30分前から入場可能となります。3月~9月は9時から、10月~2月は10時からオープンです。
アーリーバードだと早くスカイデッキに上がれるメリットに比べて、訪問客が少ないのでゆったり楽しむことができます。
ただ価格はさらに高くて一般入場券23ドル+42ドル。高くて購入する勇気がなかなか持てませんが、シカゴ1泊2日といった弾丸ツアーを計画する人にはありだと思います。
管理人はどうした?
管理人は混雑状況を甘く見ていて一般入場券で挑みました。
アメリカ人の観光スタイルは朝遅いことを考慮し、営業時間30分前に到着したのですが、なぜか入場できました。その時はもう開いてるんだ!としか思いませんでしたが、他の訪問者のチケットを見るとアーリーバードの文字が!
なぜ入れたのかは不明ですが完全にラッキーでした。アーリーバードチケット無しでこんな早朝に来るような気が違った人はいないとでも思ってノーチェックだったのでしょうか。いずれにしてもラッキーでした。
ウィリスタワーを楽しんだ後、エレベータを降りると長蛇の列が!しかも全然進まない…。もう少し遅く来ていたら大変なことになっていたかもしれません。
と、ここまで管理人の事例を紹介しましたが、これは本当にイレギュラーだと思います。それでも「一縷の可能性に賭けたいんだ!」という方は一般入場券で営業時間前にアタックしてみてください。高確率で向かいのマクドナルドで悔し涙味の朝マックを食べることになるでしょう。
ザ・レッジ:上空412mのガラス張り空間から眺める街並み
103階のスカイデッキにはガラス張りの床があります。ここに立つことを目的に来ている人も多いことでしょう。
このガラスフロアは3箇所くらいあって、それぞれに長蛇の列が。皆記念撮影に夢中になっているので進みも遅いです。寛大な心を持って待ちましょう。
写真撮影のポーズはあらかじめイメージしておくといいです。寝転ぶ・座る・ジャンプするなどが定番です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。ウィリスタワーはシカゴ観光の絶対行くべき場所のひとつです。なるべく朝一に行き無駄のない観光をおすすめします。