【ニューオリンズ】観光の中心フレンチクオーターの見どころと街並み紹介。

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ニューオリンズ観光の中心にして、街の旧市街にあたるフレンチクオーター。ミシシッピ川沿いに観光スポットが集まるフレンチクオーターの見どころについてご紹介します!移動のポイントや治安についても記載しているので散策の参考になれば幸いです。

↓こちらのページではフレンチクオーターでのおすすめの食事について紹介しています♪
【ニューオリンズ】絶対行くべきおすすめレストラン&カフェ3選

フレンチクオーター(French Quarter)とは?

ミシシッピ川沿いに広がるフレンチクオーター。かつてフランスとスペインの植民地であった場所であり、アメリカとは異なる異国情緒が残っています。フレンチと名がついているものの現在残っている建物の大半はスペイン人により建てられたものだそう。かつてフランス人が築いた建物は18世紀後半の大火で焼けてしまったのだとか…。

通りに張り出したバルコニーや装飾が施された鉄製のフェンス、”パティオ”と呼ばれる中庭など、特徴的な家々が立ち並びアメリカ離れした個性的な雰囲気を創り出しています。

 

街並みがとってもおしゃれでどこを撮っても絵になるのがフレンチクオーター♪

国立公園でもある!

歴史的な建造物やジャズ文化などアメリカに他とない個性を持つフレンチクオーターは、アメリカ国立公園にも指定されています。制定は1994年と比較的新しく、国立公園としてはかなりマイナーな部類に入るかもしれませんがれっきとした国立公園ですよ~。関連施設としては2か所。

↓フレンチクオータービジターセンター(French Quarter Visitor Center)

ビジターセンター内の無料の展示室ではルイジアナの自然やニューオリンズの食事や文化についての説明パネルを見ることができます(月・日は休館日なので注意)。絶対行くべきというほどの施設ではありませんが、無料のトイレがあるので散策時の休憩がてら立ち寄ると良いかもしれません。

↓ニューオリンズジャズ国立歴史公園(New Orleans Jazz National Historical Park)

こちらでは定期的に国立公園職員によるジャズ演奏がされているそうです。ジャズ文化の保存を目的とした場所です。

国立公園というと自然物ばかりが指定されているイメージでしたが、アメリカ国立公園の裾野の広さが伺えます。

フレンチクオーター内の移動について

だいたい12×9ブロックほどの敷地なので、フレンチクオーター内は徒歩での観光が可能です。車での通行が可能なところもありますが、道幅は狭く人通りも多いので周辺の駐車場に駐車して徒歩での散策がおすすめ。駐車場はダウンタウン中心部(オーデュポン水族館やキャナルショップ周辺など)に多くみられるので場所探しには困らないでしょう(料金はかなり高めで観光地価格です)。

フレンチクオーター内の治安について

温暖な気候もあってか、かなり物乞いの方の数は多いです。観光客でごった返す日中に危険を感じることが少ないですが、フレンチクオーター内でも夜になると一気に暗く人通りが少なくなるエリアも多数。夜間の移動には十分注意したほうがようでしょう!

ジャクソン広場周辺の見どころ

フレンチクオーターの中心:ジャクソン広場

フレンチクオーターのちょうど中心に位置するのがジャクソン広場(Jackson Square)公園の周囲は飲食店が立ち並び、大道芸人たちのパフォーマンスでいつも盛り上がるとっても楽しい広場。自作のアート作品を販売する芸術家も多いのでお気に入りを見つけてみてください。

 

フェンスで囲まれた公園内は日中のみ開放されて中へ入ることができます。公園内にはジャクソン広場の由来である第7第大統領アンドリュー・ジャクソンの像が。軍人でもあったことから、馬に乗った勇ましい姿です。ちなみに20ドル紙幣に印刷されている方でもあります。

ニューオリンズのランドマーク:セントルイス大聖堂

そしてジャクソン広場の目の前に位置、ニューオリンズのランドマークにしてシンボルでもあるセントルイス大聖堂(The St.Louis Cathedral)

スペイン風の大聖堂で1722年のハリケーンで破壊、1788年の大火で焼け、1794年に再建されたという歴史を持ちます。現存する大聖堂としてはアメリカ最古ということなので、とても貴重な建物ということがわかりますね。

無料で内部の見学が可能ですが、閉館時間は意外に早いので日中早めに見学しておきましょう。大聖堂内部は奥行きがかなりあり、外観よりも広く感じます。豪華で荘厳な大聖堂なので一見の価値あり、是非中へ入ってみてください!

ルイジアナの歴史と文化を学べる2つの博物館

セントルイス大聖堂の両隣にはそれぞれテーマが異なる博物館が2つ。広場から見て右側が司祭館The Presbytere)、左側がカビルド(The Cabildo)という博物館になります。どちらもルイジアナ州立博物館になります。

↓写真手前の建物がThe Cabildo、大聖堂を挟んで奥がThe Presbytere

The Cabildoはフランスとアメリカの間でルイジアナ買収の締結がなされたという歴史的な建物。現在はルイジアナの歴史を学べる歴史博物館になっています。フランスから送られたナポレオンのデスマスクの展示が有名です。

そして大聖堂を挟んでカビルドと似せて隣に建設されたのがThe Presbytere。こちらの1階では2005年にルイジアナを襲った未曽有の大災害ハリケーン・カトリーナの被害について、2階では毎年ニューオリンズで開催される全米最大のお祭りマルディグラについて展示があります。

どちらも見応えがある博物館なので時間がある方は是非見学してみてください。※月曜休館、開館時間は10:00~16:30までと閉館が早いので注意。どちらも入館料は大人6ドルとリーズナブルなのも魅力です。

↓こちらの記事で詳しく紹介しているので、詳しくはこちらをどうぞ♪
【ニューオリンズ】ニューオリンズ州立博物館の展示を紹介。カビルドにあるナポレオンのデスマスクは必見。

名物カフェ:カフェ・デュ・モンド

ジャクソン広場の通りを挟んで目の前にある、ニューオリンズの定番にして代表的なカフェ。店内はいつも混雑していて多くの人で賑わっています。

歴史は古くなんと1860年代からこの場所で営業しています。ベニエ(BEIGNETS)というフレンチドーナッツが超有名なので是非お試しあれ!

↓こちらのページでカフェ・デュ・モンドについて詳しく紹介しています♪
【ニューオリンズ】絶対行くべきおすすめレストラン&カフェ3選

バーボンストリート周辺の見どころ

夜が賑わう名物通り

ニューオリンズ1の名物通りであるバーボンストリート(Bourbon Street)。通りにはジャズクラブや飲食店が立ち並び、ジャズマンたちが奏でる音楽で溢れています。昼と夜で趣を変えるのも魅力なので是非昼と夜の2回訪れてみましょう。


有名ジャズハウス:プリザベーションホール

ニューオリンズで最も有名なジャズハウスと言われるプリザベーションホー(Preservation Hall)もバーボンストリートの近くにあります。伝統的なジャズの保存を目的に作られたホールでリーズナブルに本格的なジャズを鑑賞できるのが魅力。

公演は夜からで昼間はギフトショップのみ営業。基本的に予約は無く、公演時間前には入口前に長蛇の列ができます。

↓プリザベーションホールの詳しい公演時間や鑑賞方法についてはこちらの記事をどうぞ♪
【ニューオリンズ】バーボンストリートでジャズを楽しもう。プリザベーションホールへ行ってきた。

まるで魔法使いの部屋:Pharmacy Museum

フレンチクオーター内にある知られざる観光スポットであるPharmacy Museumかつての調剤薬局が観光客向けに博物館となっています。

 

店内には色とりどりの液体が並び、見るだけで楽しい。さながらハリーポッターの世界観を彷彿とさせます。昔のお薬屋さんは魔法使いの部屋的な雰囲気がありますよね。

※日曜&月曜は定休、オープンも10:00~16:00と短いので注意。1時間おきにツアーも行っています。マニアックなスポットではありますが、散策の一環で見学されてみてはどうでしょうか?うっかり素通りしてしまうほどの小さいミュージアムなので地図を目当てに行ってみてください♪

お土産探しならここ:フレンチマーケット

フレンチクオーターに来たら一度は足を運んでほしいフレンチマーケット(French Market)。開業はなんと1791年と、200年以上の長い歴史を持つマーケットなのです。

野菜やフルーツの他に、新鮮な生のシーフードを食べれる屋台が出ているので食事スポットとしても最適。いつも観光客で賑わっています。

 

マーケットの奥にある観光客向けのギフトショップは路面店よりもかなり安いので、おすすめです!

〔地図〕

↓カフェ・デュ・モンドからフレンチマーケットに行く途中、ジャンヌダルクの金の銅像を見ることができます。フランス統治時代の名残を感じることができますね。

定番ギフト♪

フレンチクオーターの定番ギフトといえば、やっぱりスパイス。地元料理であるケイジャン料理屋クレオール料理に使うスパイスがたくさん売られています。

路面店だと各スパイスを味見できるお店もあるので是非お気に入りを見つけてみてください。

↓なんと激辛調味料でお馴染みのタバスコのチョコレートが売っていました。はじめてタバスコを作ったのはなんとニューオリンズ出身の方だったそうで。タバスコTシャツなど、タバスコ製品のグッズも豊富でした(笑)

 

その他、この地域で古くから信仰があったブゥードゥー教の儀式で使われるブードゥー人形も定番のギフト。日本でいう藁人形的に使用されるというオカルト要素を持つブードゥー人形ですが、現在ではギフト向けに可愛いデザインに変化。いろんなデザインで売られていました。可愛くでお土産にぴったりですね~。

その他、毎年2月に開催される全米最大のカーニバル・マルディグラで使用される仮面やビーズネックレスなど。開催期間外でもギフトショップでたくさん売られていました。仮面はベネチアのものに似てますね♪

さいごに

フレンチクオーターを徒歩で巡るガイドツアーなど、ツアー予約サイトVELTRAで予約可能なので興味のある方はぜひチェックしてみてください♪ポイントも付与されるのでとってもお得です。

レクタングル大
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